家事えもん「残穢」イベントでお掃除テク披露「ライバルはルンバ、目標はダスキン」
2016年2月8日 20:45

[映画.com ニュース] “家事えもん”ことお笑い芸人の松橋周太呂が2月8日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「残穢【ざんえ】 ―住んではいけない部屋―」の大ヒット記念イベントに出席した。
掃除能力検定士5級やジュニア洗濯ソムリエなどの資格を持ち、著書「人生の『掃除の時間』をグッと縮める すごい家事」が15万部を売り上げるなど、人気急上昇中の松橋。「ミステリーは好きだけど怖い映画は苦手」と言い、「ミステリー要素もすごくあって、ストーリーに没頭した頃に怖いのが来る。見終わった後、生活のなかで怖くなる。穢れ(けがれ)は残る」と映画をアピールした。
心霊の穢れは落とせなくても、家の汚れは落とせるという松橋は「ライバルはルンバ、目標はダスキンと思っている」と宣言し、映画公式サイトに寄せられた家事の悩みに次々と回答。「結露が原因で窓が汚れる」という悩みには、「食器用洗剤などの中性洗剤のなかに含まれる界面活性剤が水がまとまるのを防いでくれる。(水に)20対1くらいに薄めて拭いた後、から拭きすると1週間くらい水滴が付きにくくなる」と詳細に掃除テクニックを披露した。
さらに、この日のために油で汚してきたという壁紙付きのパネルを取り出し、汚れを分解するというセスキ炭酸ソーダ水を使った掃除を実演。新品同様にきれいになった壁紙に観客から歓声が上がったものの、イベント後の取材では、映画にまったく関係のないキャスティングと進行に困惑した様子で「自分(映画に)出てるのかなと思いました」と苦笑いを浮かべていた。
映画は、竹内結子と橋本愛の共演で小野不由美氏の小説を映画化。佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一らが脇を固め、中村義洋監督がメガホンをとった。
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