火星で“ぼっち”の主人公にメッセージを!人々の絆を描く「オデッセイ」特別映像公開
2016年2月5日 12:00
[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督とマット・デイモンがタッグを組み、世界累計興行収入で6億ドル近いヒットを飛ばしたほか、第88回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む7部門にノミネートされた「オデッセイ」の特別映像が公開された。火星でサバイバル生活を送る宇宙飛行士マーク・ワトニー(デイモン)の存在が、地上の人々に影響を与えた姿を描いている。
ワトニーが火星で生き抜いていると知った人々は、それぞれの方法で行動を開始。映像では、建物3棟の壁面を使い、ワトニーの写真と「HOPE.」の文字で無事を願うものや、新聞やSNSで「地球は1つ。団結しよう」と呼びかけ、街中に集まって「ワトニーにハグを」「ワトニーを救って」とメッセージを発する人々の姿、群集が携帯電話に「BRING HIM HOME(彼の生還を)」の文字を映し出し、祈りをささげる様子などが映し出される。
「ナルニア国物語」「シュレック」シリーズやスコット監督の「キングダム・オブ・ヘブン」(2005)、続編製作も決定した「イコライザー」(14)や人気ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズなどバラエティ豊かな作品で音楽を手がけたハリー・グレッグソン=ウィリアムズによる感動的なスコアが、アメリカや中国、イギリスなど世界中に人々の思いが伝播(でんぱ)していくさまをドラマチックに盛り上げている。
「オデッセイ」は、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、ジェフ・ダニエルズ、マイケル・ペーニャ、ショーン・ビーン、ケイト・マーラらが脇を固める。「キャビン」(12)のメガホンもとったドリュー・ゴダードが脚本を手がけた。公開中。
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