クリス・パインが沿岸警備隊員たちに最敬礼!「ザ・ブリザード」ワールドプレミア開催
2016年1月27日 17:00

[映画.com ニュース] アメリカ沿岸警備隊(コーストガード)史上最も困難を極めた救出任務として語り継がれている“ペンドルトン号の救出劇”を映画化した「ザ・ブリザード」のワールドプレミアが1月26日(日本時間)、米ロサンゼルスで開催。クリス・パイン、ケイシー・アフレック、エリック・バナ、ホリデイ・グレインジャーら出演陣と、「ラースと、その彼女」(2007)、「ミリオンダラー・アーム」(14)で知られるクレイグ・ギレスピー監督が観客を魅了した。
実際の事件は1952年の2月に起こったとあって、氷点下で15時間にも及ぶ撮影を敢行。パインは過酷な撮影を振り返りつつ「常にびしょ濡れで嫌気がさすこともあったけど、日々救助活動にあたる沿岸警備隊の人たちを思えばこんなの苦労に入らないよ。勇敢な彼らの真実の物語を伝える手助けが出来たのは、とても光栄なこと」と敬意を語った。
「スリルと感動が詰まった、とてもポジティブな映画だ。美しい映像と奥深い人間ドラマを描いている」と作品を紹介したアフレックは、役作りに触れ「監督からは“図書館で働く司書のイメージで”と言われたよ。実は、映画のタイトルが『海の上の司書』になるはずだったんだけど、エキサイティングさに欠けるからボツになったんだ(笑)」と明るいキャラクターが垣間見える軽快なトークを披露した。
実力派キャストをまとめ上げたギレスピー監督は、「私たちは、実在の人々を襲った出来事の数々を、具体的かつ正確に描きたいと思い製作に臨んだ。男たちがやり遂げた(任務の)偉大さをみんなに感じてほしい」と呼びかけた。
「ザ・ブリザード」は、警備隊員4名が、事故で真っ二つに裂けた巨大タンカーの乗員32名の救助に挑むさまを描く。2月27日から全国公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

てっぺんの向こうにあなたがいる
【ベスト“吉永小百合主演映画”の話をしよう】独断で選んだTOP5を発表! あなたの推しは何位!?
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

“大量殺戮”の容疑者は…最愛の妻?
【前代未聞の心理戦】辛口批評サイト96%高評価、目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これめちゃくちゃ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント