アカデミー賞最多ノミネート「レヴェナント」ディカプリオの熱演光る映像披露!
2016年1月20日 12:00

[映画.com ニュース] 第88回米アカデミー賞で最多12部門にノミネートされた、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作「レヴェナント 蘇えりし者」が4月22日に日本公開されることが決定し、あわせて本編映像がお披露目された。2013年の俳優休業宣言を撤回してまで出演を切望し、同賞の主演男優賞にノミネートされたレオナルド・ディカプリオの熱演と、鬼気迫る形相を見ることができる。
19世紀アメリカ西部の荒野を舞台に、熊に襲われ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(ディカプリオ)が繰り広げるサバイバルを描く。第73回米ゴールデングローブ賞では、最多3部門を制覇。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、撮影賞、美術賞など12部門にノミネートされ、イニャリトゥ監督にとっては2年連続、撮影監督のエマニュエル・ルベツキにとっては3年連続の受賞に期待が寄せられている。
映像は、息も絶え絶えのグラスが、雪に覆われた森の中で横たわる様子からスタート。すると静寂をやぶるように先住民・アリカラ族の矢が木に突き刺さり、跳ね起きたグラスは拳銃を発砲し馬に飛び乗る。必死に逃げるグラスだが、森を抜けてもアリカラ族は追撃の手を緩めず、ついには絶体絶命の場面に追い込まれてしまう。「ゼロ・グラビティ」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の撮影を手がけたルベツキによる、臨場感あふれるカメラワークも見どころだ。
アカデミー賞に4度ノミネートされながらも、いまだ無冠のディカプリオ。今作の格闘シーンでは鼻骨を折るほどの体当たり演技を見せており、悲願のオスカー獲得なるか世界中から熱い視線が注がれている。イニャリトゥ監督は「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、全てをこなした」と手放しで称賛。その言葉に応じるかのように、ディカプリオも「『レヴェナント 蘇えりし者』は、私の人生で最もやりがいのある経験になった」と大きな自信を明かしている。
「レヴェナント 蘇えりし者」は、現地時間1月8日に全米3357館で封切られ、初日の興行成績では「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を上回った。なお第88回アカデミー賞授賞式は、現地時間2月28日(日本時間29日)に米ハリウッドのドルビー・シアターで行われる。4月22日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。
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