山崎紘菜、ラガーマンから学んだこと 更なる飛躍目指し16年は“前進”あるのみ
2016年1月1日 09:00

[映画.com ニュース] 映画、ドラマで活躍するなど進境著しい女優の山崎紘菜が、全国大学ラグビーフットボール選手権大会の大会イメージモデルを3年連続で務めている。2015年12月末、東京・北青山の秩父宮ラグビー場で、第52回大会のセカンドステージを真剣な眼差しをピッチに注ぎながら観戦する山崎に、話を聞いた。
大学ラグビー界の“女神”を務めるのも3年目ということもあり、知識も増えてきた。だが、山崎本人は「どういうプレイをしているかは分かるようになってきたのですが、プロの解説者の方々が使う専門用語を自分の言葉に出来ていないということが今の課題だと思います。たとえば、『アングルを変えたアタック』とか。もっともっと勉強しなきゃなって感じています」と貪欲だ。さらに、「選手の方々も1年で体格がすごく大きくなったり、1年で全く違うチームに変貌しているんですよね。1年でこんなにも成長できるんだなって教えて頂いている気がして、私も頑張らないとなと刺激を受けています」と背筋を伸ばして話す。
今年は、大ヒット中の映画「orange オレンジ」に出演し茅野貴子役を熱演したほか、「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」日本語吹き替え版で声優に初挑戦。「orange」では同世代の若手俳優陣と対峙し、刺激も多かったようで「貴子ってクールで姉御肌というくらいで、原作でキャラクターについてそんなに多く描かれていなかったんです。原作を大事にされている方が多いなかで、私が勝手に違う貴子を作ってしまったらどうしようという不安はありました」と述懐。初の声優業は苦戦したようだが、「映画やドラマでは自分の表情や仕草で表現できますが、声のお仕事では自分の声を改めて聞いてみたら全く伝わっていなかったり、実際に演じている方の気持ちをとらえなくてはいけないので難しかったですね」と明かした。
昨年の反省点を聞いてみると、「デビューしてから一番多くの作品に携わることが出来た年でした。今までは1年に1本映画を撮るというペースだったこともあり、ひとつの作品にかける時間をたくさん与えて頂き集中することが出来ましたが、自分の気持ちに余裕を持てず作品ときちんと向き合うことが出来なかったんじゃないかと思う瞬間がありました。もっともっと成長していくには、限られた時間のなかで100%の力を出していかなければいけませんね」ときっぱりと語る。それでも、「いろんな失敗をしましたが、これまではその失敗を引きずってしまっていたのですが、『失敗から学べることがたくさんあるんだ!』と思えるようになりました。失敗できるのも若いうちだけですから、今後は失敗を恐れず前へ進んでいく挑戦の年にしていきたいです」と笑みを浮かべた。
4月には大学4年生になる。学生最後の年を迎えるにあたって、覚悟をにじませる。「学生という肩書き、周囲の環境に甘えている部分がありました。学生時代が終わるということは、当然ですがこの世界で100%生きるということですから、覚悟を決めたお仕事をしていきたいと思っています。少しでもいいから、今の自分よりも成長できるように、失敗しても前進し続ける1年にしていきたいんです」。
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