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米ハリウッド・レポーターが選ぶ2015年の映画ベスト10

2015年12月22日 19:30

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「ザ・トライブ」の一場面
「ザ・トライブ」の一場面
(C)GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014 (C)UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014

[映画.com ニュース] 米ハリウッド・レポーターのチーフ評論家トッド・マッカーシーが、2015年の映画ベスト10を発表した。

第1位に選ばれたのは、これが長編初監督となるウクライナの新鋭ミロスラブ・スラボシュピツキーがメガホンをとった、全編が手話のみで描かれる異色のドラマ「ザ・トライブ」。実際の聾唖(ろうあ)者たちが役を演じ、セリフが一切ないため、字幕も吹き替えも存在しない作品で、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞した。日本では今年の4月に劇場公開されている。

ベスト10は以下の通り。

1.「ザ・トライブ」(ミロスラブ・スラボシュピツキー監督)
2.「ブルックリン(仮題)」(ジョン・クローリー監督)
3.「サウルの息子」(ネメシュ・ラースロー監督)
4.「レヴェナント 蘇えりし者」(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)
5.「The Diary of a Teenage Girl(原題)」(マリエル・ヘラー監督)
6.「Anomalisa(原題)」(チャーリー・カウフマンデューク・ジョンソン監督)
7.「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(ジョージ・ミラー監督)
8.「Seymour: An Introduction(原題)」(イーサン・ホーク監督)
9.「45 Years(原題)」(アンドリュー・ヘイ監督)
10.「キャロル」(トッド・ヘインズ監督)

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