「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」予告編公開!主題歌は由紀さおり
2015年12月18日 10:00
[映画.com ニュース] 太川陽介と蛭子能収の凸凹コンビによる人気旅バラエティの劇場版「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」の予告編とポスタービジュアルが完成した。合わせて、主題歌が由紀さおりの新曲「人生という旅」に決定した。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、2007年10月から放送されている旅番組。計画性を重んじる几帳面な太川と自由人の蛭子というコンビにマドンナ(ゲスト女性)を加えた3人が、3泊4日の日程内に日本国内の路線バスを乗り継いで目的地を目指す。最高視聴率15.3パーセントを記録した人気番組だ。劇場版では、マドンナに三船美佳を迎え、初の海外となる台湾を舞台に旅を繰り広げる。
予告編では、3人が「映画になっちゃった!」とはしゃぎ、意気揚々と出発する場面から始まる。その直後、台湾のバス停には時刻表がないことを知った太川は「どうすんのこれから!?」と激しく動揺。そのうえ台風も直撃すると、車道は強風で大荒れし、雨もりのためバス内で傘をさす始末。それでも、蛭子は「俺たちが苦労するのを見たいんでしょうね」とマイペースに語り、3人は思わず泣き笑いする。“笑えないハプニング”に見舞われながらも、周囲を笑わせる太川&蛭子の“名コンビ”ぶりがうかがえる。
ポスタービジュアルも同様に、「世界で一番、必死なロードムービー」いうキャッチコピーが刻まれているものの、その上に描かれた3人は危機感ゼロのほほ笑みを浮かべている。旅の苦労を感じさせないほのぼのとしたビジュアルに仕上がっている。
本作のために書き下ろされた主題歌「人生という旅」は、作詞をきたやまおさむ、作曲を杉真理が担当。由紀は、「主題歌のお話をいただいて、すぐに北山修さんのお名前が浮かびました。私の人生の歌は、軽やかでさわやかで、でも“今”の言葉がほしいと思いました」と明かす。さらに、「杉真理さんのメロディと相まって、いい感じの作品に仕上がりました」と完成度に自身をのぞかせた。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」は、2016年2月13日から全国で公開。