人気ゲームを映画化「ウォークラフト」16年公開決定＆日本語版トレーラー初披露

2015年12月18日 10:00

［映画.com ニュース］世界的に人気のオンラインゲームを映画化する「ウォークラフト」が2016年に公開されることが決定し、あわせて日本語版トレーラーが初披露された。本映像の英語版がオンライン上で公開された際には、7日間で約1億回の再生数を記録。“剣と魔法の世界”を舞台に、人間とオークの避けられぬ衝突が圧巻の映像クオリティで映し出されている。

最多登録者数のギネス記録を持つMMORPG（多人数同時参加型オンラインRPG）「ワールド・オブ・ウォークラフト」をはじめとする「ウォークラフト」シリーズを、「月に囚われた男」「ミッション：8ミニッツ」のダンカン・ジョーンズ監督が実写映画化。人間やドワーフ、エルフらが存在するファンタジー世界で起こる果てなき闘争を描いており、ジョーンズ監督は「これは『アバター』であると同時に『ロード・オブ・ザ・リング』のような物語でもある。とても、とても壮大な映画です」と自信をのぞかせている。

世界歴代興行収入第3位となった「ジュラシック・ワールド」でタッグを組んだ、ユニバーサル・ピクチャーズとレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当。さらに「スター・ウォーズ　フォースの覚醒」のVFXを手がけたインダストリアル・ライト・アンド・マジック社と、「ライフ・オブ・パイ　トラと漂流した227日」で第85回米アカデミー賞の視覚効果賞に輝いたビル・ウェステンホファーも参加しており、常に革新的な映像を世に送り出すクリエイターたちが顔をそろえた。

「ウォークラフト」は、「ギャングバスターズ」の豪俳優トラビス・フィメルが主演を務め、「ミッション：インポッシブル　ゴースト・プロトコル」のポーラ・パットン、「ローン・サバイバー」のベン・フォスター、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のダニエル・ウーらが共演。16年に全国で公開。