LiLiCo、去年&一昨年とクリスマス直前に失恋「今年は諦めた」
2015年12月3日 10:00

[映画.com ニュース] カナダの俊英グザビエ・ドランの監督第5作「Mommy マミー」のブルーレイ&DVD発売記念イベントが12月2日、都内で開催され、映画コメンテーターのLiLiCoとシンガーソングライターのsebuhirokoが出席した。
本商品は、5.1chや7.1ch対応のアンプやスピーカーがなくても、普通のヘッドフォンやイヤフォンで同様のサラウンドを体感できる音響技術「DTSヘッドフォンX」を採用。この日はこれを体感すべく、ヘッドフォンを付けて映画を鑑賞する上映会が行われた。
家ではヘッドフォンを付けて映画鑑賞することもあるというLiLiCoは、「映画の一番の醍醐味は現実逃避。彼氏がいた時は、新聞をめくる音が気になったりしたのでヘッドフォンをつけて映画を見ていた。つけると周りの音が気にならないし、臨場感を味わえる」と語ったが、「まあ、最近男いないですけど」と苦笑い。すかさず記者から、「ちなみに、クリスマスの予定は?」と質問されると、「去年は12月23日、一昨年は22日にふられたので、今年は諦めました。故郷のスウェーデンに帰って、マミーとパピーと過ごします」と明かした。
さらにLiLiCoは、自身の隣に置かれたドラン監督の等身大パネルに視線を移すと、「このパネルの写真、もう少し良い写真はなかったの? 本当はもっとイケメンなんですよ」と指摘。遠くを見つめるドラン監督のパネルを見つめながら、「この写真の彼(ドラン)、もうちょっと私の方を見てくれてもいいんじゃない? 視線すらくれないなんて、今年もクリスマスプレゼントなしか……」とうなだれた。
映画は、ADHD(多動性障害)を抱える息子のスティーブと暮らすシングルマザーのダイアンが、情緒不安定なスティーブとの生活に日々奮闘していていたが、引きこもりがちな女性教師カイラと出会ったことから、日常に変化が訪れる。
同作に対し、個人的な思い入れが強いというLiLiCoは「私は特にダイアンに対し愛があふれている」と告白。その理由を「彼女は、一見常軌を逸しているようにも見えるが、彼女の内にあるのは愛、愛、愛。愛が重すぎて爆発しただけ」「私は子どもがいないから全てを理解出来るわけではないが、子育ってすごく疲れる時もあると思う。本作は、母親がふとした時に抱く醜い気持ちを美化せずに描いている」と説明。そのうえで、「男性監督でありながら、女性の醜さをここまでリアルに描いているのがすごい」「彼(ドラン)は、女性の心をきちんと見ている。心もイケメン」と称賛した。
「Mommy マミー」のブルーレイ&DVDは、発売中。
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