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ビートたけし主演「女が眠る時」、イメージ曲は中森明菜

2015年12月2日 17:00

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「女が眠る時」の一場面
「女が眠る時」の一場面
(C)2016 映画「女が眠る時」製作委員会

[映画.com ニュース]中森明菜の新曲「FIXER」が、ビートたけし、西島秀俊が共演して来春公開される映画「女が眠る時」(ウェイン・ワン監督、東映配給)のイメージソングに決まった。明菜のオリジナル曲が映画楽曲になるのは1991年公開の角川映画「天河伝説殺人事件」で「二人静」が起用されて以来。公開に先駆け全国の映画館で予告編がスタートしているが、予告編では明菜自らタイトルコールを務めていることも明らかになった。

イメージソングに起用されることになった「FIXER」は、6年ぶりに発売(12月30日、ユニバーサルミュージック)するオリジナルアルバムのタイトルにもなっている。ミディアムテンポの英語詞の作品で、明菜の繊細なボーカルがバック演奏と見事に融合し、妖艶で独特な雰囲気を描き出している。

映画「女が眠る時」は、95年の「スモーク」がベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いたウェイン・ワン監督が、ニューヨーカー誌に掲載されたヨーロッパで著名なスペイン作家ハビエル・マリアスによる短編小説「WHILE THE WOMEN ARE SLEEPING(女が眠る時)」を映画化したいと提案、実現したもので、同監督としては初の日本映画となる。

ストーリーは、若く美しい女性と男との異常な愛、変わっていく妻との関係、のぞきへの罪悪感と止まらない好奇心などを描いていくミステリー。関係者は「映画の深淵となる魅惑のミステリー感と明菜の楽曲のイメージが見事にマッチしていたようだ」という。

明菜は、06年に公開した徳永英明初主演映画「旅の贈り物 0:00発」で、カバー曲「いい日旅立ち」が主題歌になったが、オリジナル曲としては「天河伝説殺人事件」で主題歌になった「二人静」以来、25年ぶりとなる。

明菜の起用について、同作の木藤幸江プロデューサーは「ウェイン・ワン監督、ビートたけしさん主演の映画にまさか中森明菜さんがイメージソングを歌って頂ける…そんな豪華過ぎるコラボレーションが出来たことを製作一同大変嬉しく思っています」とした上で、「中森さんの歌とタイトルコールを聞いた瞬間、日常の景色が非日常に見えてくる。映画の世界観と同様な感性を共有させて頂いたことに興奮が冷めません」と語っていた。(文化通信)

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