地獄バンド「TOO YOUNG TO DIE!」主題歌でデビュー!長瀬智也熱唱のライブ収めた予告も入手
2015年11月26日 12:00
[映画.com ニュース] 人気脚本家・宮藤官九郎の監督第4作「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」に登場する地獄のロックバンド「地獄図(ヘルズ)」が、主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」でCDデビューを果たす。あわせて、特殊メイクでボーカル/ギターの赤鬼キラーKに変身した長瀬智也らによる同楽曲の演奏シーンを収めた本予告も公開された。
主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」は、元「THE MAD CAPSULE MARKETS」のKYONOが作曲を手がけ、宮藤監督が作詞を担当。劇中ではキラーK(長瀬)、ギターの大助(神木隆之介)、ベースの邪子(清野菜名)、ドラムのCOZY(桐谷健太)による地獄図が演奏しており、2016年2月3日にリリースされるサウンドトラック「TOO YOUNG TO DIE!地獄の歌地獄」に収録される。ほかに向井秀徳が作曲した劇中歌「天国」、地獄図のライバルバンド「デビルハラスメント」の楽曲「デビルハラスメント」など約20曲が収められる。
長瀬は神木らと充実したレコーディングの時間を過ごしたそうで、「僕が演じるキラーKのボーカルは、ロックなハイトーンボイス。グルーヴと役柄の気持ちを意識して、思いっきり歌いました」。かねてKYONOのファンだったといい「僕、90年代に本当によく聴いていたし、リスペクトしていて、彼が使っている機材とマイクを通して自分の声を聞いた時は感動しました。『やべぇ、俺、KYONOになれてる』って(笑)。日本でミクスチャーロックを成立させた第一人者のKYONOさんが作った曲を歌えたことを、とても幸せに思います!」と感激しきり。ギターに本格初挑戦した神木は、「最初は不安もあったのですが、楽しく練習することができました。長瀬さんにも色々とご指導頂きながら頑張りましたので、皆さん是非、聴いて下さい!」とアピールしている。
キラーKの一言「地獄へようこそ」で始まる本予告では、個性的なキャラクターが入り乱れる“クドカン”ワールドが炸裂。メロイックサインに「マザーファッカー!」という叫びが飛び交い、見たことのない地獄が描かれる。またchar、野村義男、マーティ・フリードマン、ROLLY、快速東京、木村充輝、関本大介、ゴンゾー、ジャスティス岩倉らミュージュシャンからプロレスラーなどバラエティに富んだ面々がゲスト出演することも分かった。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は、事故死した男子高校生が、思いを寄せるクラスメイトとキスするためよみがえろうと、地獄で特訓を受ける。16年2月6日から全国で公開。