“007通”栗山千明、イチ押しのボンドガールは誰?
2015年11月12日 13:20

[映画.com ニュース] ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じ、イギリスで歴代最高となる6380万ドルのオープニング興行収入を記録したシリーズ第24作「007 スペクター」のトークショー付き試写会が11月11日、都内で行われ、女優の栗山千明と雑誌「SWITCH」の元編集長・内田正樹氏がトークを繰り広げた。
前作「007 スカイフォール」(2012)で描かれた事件で、ボンドが少年時代を過ごした屋敷が消失。焼け跡から出てきた写真の謎を追うボンドは、メキシコ、イタリア、オーストリア、モロッコと旅を続けるなかで秘密組織「スペクター」の存在を知り、自身の秘められた過去に迫っていく。
一般の観客に向けた試写会は今回が初めてで、ブルーのドレスで登場した栗山は「最初に見たボンド作品は『007 ロシアより愛をこめて』(63)。母の解説が入りながら見ました」と振り返る。クレイグ版のボンドについては「出で立ちからして格好いい。私は(初代ボンドを演じた)ショーン・コネリーのイメージが強かったのですが、クレイグは全く違うボンド像を作りましたね」とファン目線で語った。
「ボンドはクールに任務をこなし、傷ついた女性に優しい紳士」と魅力を語る栗山は、“ボンドガール”にも言及。「お気に入りのボンドガールは、『007 カジノ・ロワイヤル』(06)のエバ・グリーン。女を出さないのが、女性が見ても共感できます」と独自の見解を述べた。今作でレア・セドゥーと共にボンドガールを演じたモニカ・ベルッチが、撮影時に50歳とシリーズ史上最高齢だったと聞き「ここまでお美しい方はなかなかいらっしゃらない」と感服。「ボンドガールとしてオファーが来たら?」と内田氏に話を向けられると「想像がつかない。英語が苦手だけど、オファーが来たら頑張りたい」と話すにとどめた。
シリーズ過去作にも登場する「スペクター」の名前の由来など、豆知識を披露した内田氏は「本作は、クレイグが演じるボンド作品の集大成的なことになっています」と観客の期待をあおりながら、「前作と本作では、監督は同じサム・メンデスですが撮影監督が違います。こんなに画が違うんだ、というのを見てほしい」と映画通ならではの目線で映画の見どころを語った。
「007 スペクター」は、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショーが続投するほか、スペクターのボス・オーベルハウザーをクリストフ・ワルツが演じる。11月27日から29日の3日間で先行上映され、12月4日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
愚か者の身分
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました。3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社
エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【ホラー映画史上歴代No.1】まずは映像をごらんください――超人気シリーズ、極限の完結編!!
提供:ワーナー・ブラザース映画