土屋太鳳＆山崎賢人、約1年に及ぶ共演が終了　「orange」撮影現場で涙のサプライズ

「orange オレンジ」は、単行本既刊4巻が210万部を突破する高野苺氏の人気コミックが原作で、未来の自分から届いた手紙を受け取った主人公の高宮菜穂（土屋）が、思いを寄せる成瀬翔（山崎）に訪れる悲しい未来を変えるため奮闘する姿を描いた青春恋愛ストーリー。9月1日にクランクインし、物語の舞台でもある長野県松本市を中心にオール長野ロケを敢行している。

土屋から「あなたは『orange オレンジ』の撮影において1場面1場面に丁寧に心を込め、周りの皆を大切に愛し、愛され、成瀬翔として山崎賢人として常に全力で立ち向かい翔（か）けぬけました。よってここに卒業証書を授与します。大好きだよ！」という直筆の「卒業証書」を受け取った山崎は、まさかのサプライズに「本当に嬉しい！」と目に涙を浮かべながら喜んだ。

しかし、セレモニーはここで終わらず、山崎から土屋へ逆サプライズが用意されていた。山崎が土屋をイメージして自ら考案し、「太鳳ちゃん　本当にありがとう」という直筆メッセージと土屋の似顔絵が入った特製ケーキをプレゼント。土屋も「自分のサプライズで終わりだと思っていたので」と嬉しさと驚きで涙を流した。

共演が終わることについて改めてコメントを求められた土屋は、「賢人くんとの撮影が終わってしまうことが本当に信じられないです」と答え、「賢人くんは本当にすごい役者さんだなと思います。現場では努力している姿や、悩んでいる姿を見せずに、全力で雰囲気を盛り上げ、みんなを大切にしていました。そんな賢人くんにいつもパワーをもらっていました。またいつか共演したいです！」とラブコール。一方の山崎も「長く共演したからこそ普段だったら人に話さないことも話せました。太鳳ちゃんと一緒にやってこられて本当に良かったです。共演が終わってしまうことに対して実感がわかないですね……。本当に良かったです。濃い1年間でした」と感慨深い様子で語った。

セレモニーの最後に2人は熱い抱擁を交わし、支え合って過ごした約1年間を締めくくった。撮影は10月中旬まで行われる。映画は12月12日全国公開。