黒川芽以、セクシーくノ一衣装披露も「アクションできなかった」と不満
2015年10月5日 21:15
千葉監督が「もう見たくないと言わせるくらい、アクションを腹いっぱい見せたかった」というほど、全編の約6割以上がアクションシーンという野心作。三元も、「2週間の撮影で、アクションのない日は1日しかなかった。世界に向けて作りたかったので、アクションも日本古来のものをということで古武術などを取り入れ、刀の握り方、足の運び方も全然違う初めての挑戦だった」と振り返った。
唯一の女性出演者となった、くノ一役の黒川も「衣装については相当話し合って、女の子っぽくちょっと派手めにした」と、肩の部分が露出し胸元が網目になっているセクシーな衣装を披露したが、アクションはほとんどなし。脚本上、分かっていたことだが「アクションが見どころなので、やらせていただきたくて監督に言ったのにできなかった」と不満を漏らした。
「アクションといっても、ドラマがないわけじゃない。黒川さんドラマ部分の担当」と苦笑いで弁明。黒川も、「ミステリー的な謎解きがあるので、話の軸を大事にして演じました。自分になじみのないジャンルだったので、全部が新鮮でした」と笑みを浮かべた。
同作はモントリオール世界映画祭で上映されたのに続き、今月9日に開幕するファンタスティック系の映画祭として有名なスペイン・シッチェス映画祭にも選出されており、千葉監督は「外国の人をKOしてやろうと思っていたので、目標は遂げられた」と満足げ。黒川も、「映画に携われているという幸せを感じる。たくさんの人に見てもらえることに意味があると思うのでうれしい」と話していた。
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