ファンキー加藤、映画初主演作「サブイボマスク」がクランクアップ!
2015年10月2日 19:00
[映画.com ニュース]「秘密結社 鷹の爪」で知られるDLEが企画プロデュースを手がけ、元「FUNKY MONKEY BABYS」のリーダー、ファンキー加藤が映画初主演を務めた自虐コメディ映画「サブイボマスク」が9月15日、大分県内でクランクアップを迎えた。
映画は、DLEが劇中に登場するキャラクター、アニメーションを手がけ、実写、アニメ、音楽を融合させる異色作。町おこしに必要不可欠な「人おこし」をテーマに、熱血バカの主人公・春雄が、寂れた地元商店街に活気を取り戻そうと、ゆるキャライベントや町コンを企画し、老人相手にライブを行うなど、熱意と歌で町を盛り上げ奮闘する姿を描く。
映画初出演のファンキー加藤は、「クランクイン前日は眠れないくらいのプレッシャーだった」と告白。しかし一方で、表現者としての成長の場でもあったと語り「僕の人生のなかで、一番濃密で一番たくさんのことを学べた。一番プレッシャーがあったけど、思い出に残る日々だった」「スタッフ、共演者が温かく迎え入れてくれて、いろんなことを教えてくれた」と感謝を述べた。
自身が演じた春雄については、不器用で真っすぐな尊敬できる人物と評し「かっこいい男でした。感情表現がすごくオーバーな人物なので、よく叫ぶし、よく飛ぶし、走る。苦心することもあったが、愛おしいなと思いながら演じていた」と役への愛着を語った。
そんな役への思い入れもあり、撮影期間は東京に一度も戻らなかったというファンキー加藤は、「カメラが回っていない時でも、普段自分がしないような『おうっ!』っていう返事の仕方だった。完全に春雄になっていた」と明かし、演技初挑戦を終えた感想を「心地よかった」と振り返った。
「サブイボマスク」は、2016年夏に全国で公開。