「グラスホッパー」挿入歌はザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの新曲!
2015年9月25日 09:00

[映画.com ニュース]伊坂幸太郎氏の小説を、生田斗真、浅野忠信、アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介の共演で映画化した「グラスホッパー」の挿入歌「don't wanna live like the dead」(12月18日発売予定)を、世界的に活躍するアメリカ・ニューヨーク出身のロックバンド、ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン(JSBX)が担当したことがわかった。
JSBXは今回、本作の登場人物が敬愛する架空のミュージシャン、“ジャック・クリスピン”という設定で楽曲を書き下ろした。伊坂氏がバンドの大ファンだったことから、今回のコラボレーションが実現。タイトルもクリスピンの名言からとるというこだわりようだ。歌詞には作品のキーワードがちりばめられ、若き殺し屋・蝉(山田)と、クリスピンを愛してやまない親友・岩西(村上淳)の友情を感じさせるミディアムテンポのロックバラードに仕上がっているという。
JSBXは、「自分にとってチャレンジングな仕事だと思った」とオファーを快諾。「台本と、ジャック・クリスピンの曲が流れるシーンで登場する岩西と蝉についての資料、2人が登場する映像を参考に、作詞作曲をしたんだ」と製作の舞台裏を明かした。JSBXはクリスピンのイメージを「ザ・ローリング・ストーンズのような、クラシック・ロック・アーティスト」と語るが、楽曲作りで最も大切にしたのは「少し若いキャラクターだけどロックンロール」という蝉と岩西の関係性だったという。「蝉と岩西は、上司と部下のような関係性なのか、友だちなのか……そういう2人の葛藤を映像から感じ取ったから、それをそのまま形にしたんだ」。
大物の起用に、伊坂氏をはじめメガホンをとった瀧本智行監督も驚きを隠せなかった様子で、「まさか本人が引き受けてくれるとは。あまりのうれしさに、それを知ったとき、大声出しちゃいました」(伊坂氏)、「出来上がった楽曲はこちらのイメージどおりのクールな古典的ロックで、細かいこだわりが随所に感じられ、尺も映像にピタリと合っていました。実に職人的で完璧な仕事ぶりに驚くと同時に、いたく感激しました」(瀧本監督)と、喜びのコメントを寄せた。
「グラスホッパー」は、ハロウィンの夜、渋谷のスクランブル交差点で起こったある事件を軸に、事件で婚約者を失った元中学校教師・鈴木(生田)、対象を自殺に見せかけて殺す“自殺屋”の鯨(浅野)、蝉という3人の男たちの人生が交錯していくさまをサスペンスフルに描く。麻生久美子、波瑠、菜々緒ら、女優陣の顔ぶれにも期待が高まる。主題歌は、YUKIが担当する。11月7日から全国公開。
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