ブラピ、ゴズリング、ベール共演「世紀の空売り」映画化、賞レース狙いの12月公開が決定
2015年9月24日 11:30

[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズが、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリング、クリスチャン・ベールの人気スター3人が顔をそろえる新作「The Big Short(原題)」を、12月11日からアメリカで限定公開、12月23日から拡大公開すると発表した。当初は2016年の全米公開が予定されていたが、パラマウントはアカデミー賞レース参戦を視野に入れ、今年12月に繰り上げた。
米Wrapによれば、本作は映画「マネーボール」の原作者マイケル・ルイスのベストセラー・ノンフィクション「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」を、ピットの製作会社プランBが映画化。原作はアメリカが好景気に沸いた2000年代前半にそのまやかしを見抜き、後の恐慌を予測して世紀の空売りと呼ばれる大相場をはった男たちの姿を描いている。
アダム・マッケイが監督を務め、チャールズ・ランドルフと共同脚色。ピット、ゴズリング、ベールのほかにスティーブ・カレル、マリサ・トメイ、メリッサ・レオといった実力派キャストが集結している。
ちなみに、12月の全米公開作はこのほかに、J・J・エイブラムス監督「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(12月18日)、デビッド・O・ラッセル監督、ジェニファー・ローレンス主演「Joy(原題)」(12月25日)、ウィル・スミス主演「Concussion(原題)」(12月25日)、リメイク版「ハートブルー」(12月25日)、マーク・ウォールバーグ&ウィル・フェレル主演「Daddy’s Home(原題)」(12月25日)、「アルビン」シリーズ最新作「Alvin and the Chipmunks: The Road Chip(原題)」(12月23日)など、大作・話題作がひしめき合っている。
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