ロバート・デ・ニーロが「敬老の日」を絶賛「素晴らしい文化じゃないか」
2015年9月21日 06:00

[映画.com ニュース] アン・ハサウェイ主演のヒューマンドラマ「マイ・インターン」に出演するロバート・デ・ニーロが、女性CEOと40歳年上の部下との交流を描く本作のストーリーとあわせて、世代を超えた交流の大切さや、若手俳優たちに向けたコメントを発表。日本では本日9月21日が「敬老の日」であることから、日本独自の文化について言及した。
デ・ニーロは、「日本には老人を敬う祝日があるんだね。素晴らしい文化じゃないか」と称賛。日本には本作で描かれる“シニアインターン制度”があることを例に挙げ、「日本の高齢者はアメリカの高齢者よりずっと社会に居場所があると思うよ。とくにアメリカでは高齢者はあまり大事にされていない現実がある」と明かし、「若い世代とシニア世代がお互いに刺激し合うってとても良いことだよ。互いに壁を作らないことが大切だと気づいてほしいね」と訴えた。
自身も異なる世代との交流を大切にしているというデ・ニーロは、「僕は若い人と話すのが好きなんだ。実生活でも知り合いに若い世代がたくさんいるしね」と告白。本作では、主演のアン・ハサウェイをはじめ、ナット・ウルフ、アダム・ディバインら若手俳優と共演しており、「頑張っている彼らにはもちろんアドバイスしたいと思っているよ。何か聞かれたら、できる限りのことをした」と役者の先輩としてアドバイスを送ったことを明かした。
さらにデ・ニーロは、若手俳優たちに映画業界の厳しい現実を伝えていくことも必要だと語り、「最近では全てが速いスピードで作られてしまう」、「ハリウッドでは『こいつとこいつがいるなら脚本はどうでもいいさ。とりあえず作ってしまえ』みたいなこともよくある」と問題点を指摘。「僕は本当に長い時間をかけて目標とするものを作ってきた」と自身の経験を踏まえ、時間をかけて映画に向き合うことの大切さを語った。
映画は、ファッションサイトのCEOとして活躍する女性が、シニアインターンとしてやって来る40歳年上の男性アシスタントとの交流を通して成長していく姿を描く。「マイ・インターン」は、10月10日から東京・新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国で公開。
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