「深夜食堂」ソウルドラマアウォードで受賞
2015年9月19日 05:00

[映画.com ニュース] 毎日放送(MBS)、TBSほかで2014年10月期放送したドラマ「深夜食堂3」は、このほど開かれた「ソウルドラマアウォード2015」の授賞式で、年間最高人気外国ドラマ賞を受賞した。アジアでは2作目、日本の作品としては初の受賞。授賞式には主演の小林薫と松岡錠司監督が登壇、トロフィーを受け取るとともに受賞スピーチを披露した。
今年10年目の記念開催となった「ソウルドラマアウォード」(主催・ソウルドラマアワード組織委員会、韓国放送協会)は、06年に始まった世界最大級の国際ドラマフェスティバル。「深夜食堂」が受賞した「年間最高人気外国ドラマ賞」は、非競争(Non-Competition)部門として09年に創設され、これまでに米CBSの「CSI:科学捜査班」や英BBCの「シャーロック」などが受賞している。
「深夜食堂」は、韓国で3シリーズ全30話が現在も放送されており、なかでも昨年放送の第3部は日本と同日放送されるなど、日本のドラマのなかでは卓越した知名度と人気を誇っている。また、ドラマだけでなく、今年1月に日本で公開された映画「深夜食堂」も韓国で6月から公開中で、累計観客動員数は13万人を超え、00年以降の中規模公開作品の日本映画のなかで最高の動員数を記録している。
一方、競争(Competition)部門では、「My Home, My Family(原題「わが家」)が48の国と地域から出品された212作品中、日本の作品としては唯一ノミネートされた。なお、ソウルドラマアウォードでMBSの作品がノミネートされたのは、11年の「トイレの神様」、12年の「深夜食堂2」以来3度目。(文化通信)
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