「GONIN サーガ」第34回バンクーバー国際映画祭正式招待決定!
2015年9月16日 14:20

[映画.com ニュース] 石井隆監督による人気バイオレンスアクション「GONIN」(1995)の続編「GONIN サーガ」が、9月24日から行われる北米最大の映画祭のひとつ、「第34回バンクーバー国際映画祭」に招待されたことがわかった。過去には「GONIN」「GONIN2」も上映されており、3作続けての上映となる。
82年から、カナダ・バンクーバーで開催されている同映画祭。14年の第33回には70カ国・349作品が上映、来場者数は約15万人という盛り上がりを見せ、石井裕也監督の「バンクーバーの朝日」(14)が観客賞を受賞したことも記憶に新しい。プログラマーのトニー・レインズ氏からは「この凶暴な新作『GONIN サーガ』に驚きながら、石井隆について2つのことが明らかだ。1つ目は、この20年間の社会的、経済的な変化のなかでも彼が最先端であり続け、“今”について正確につかんでいるということ。2つ目は、日本ネオ・ノワールの、比類なきマスターであるということだ」と賛辞の言葉が寄せられた。
96年に参加したカナダ・ファンタジア映画祭の帰路でバンクーバーを訪れたという石井監督は、町の印象を「ハードボイルド映画そのままの倉庫が並ぶ波止場にスタンドバーがある港街で、街中でカーチェイスが出来る映画コミッションのある町」だと語る。その帰りにはナイアガラの滝を見に行ったそうで、「僕の頭の中では東京、香港、バンクーバー、ナイアガラを繋ぐ新しい『GONIN』の構想が湧き上がり、帰国後にすぐに長いプロットを書いた。そのプロットはシナリオに昇華しないまま埋もれたが、あれから20年近く、再び『GONIN サーガ』がバンクーバー映画祭で招待上映されると聞き、僕はめまいとため息がもれた」と万感の思いが感じ取れるコメントを寄せた。
「GONIN サーガ」は、第1作の19年後が舞台。5人組の強盗が起こした暴力団襲撃事件によって運命を狂わされた暴力団・五誠会系大越組の若頭の息子・勇人(東出昌大)ら、組員の子どもたちが、壮絶な復讐に身を投じていく。東出に加え桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信らが出演するほか、第1作に出演し、度重なる病気と体調不良で俳優業を引退していた根津甚八が、本作限りの復帰を果たした。9月26日から全国公開。
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