「GAMBA ガンバと仲間たち」製作にハウステンボスとC&R社が参加「世界で勝負できる作品」
2015年8月24日 23:45

[映画.com ニュース] 名作児童文学「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」を3DCGアニメーション映画化する「GAMBA ガンバと仲間たち」にハウステンボスとクリーク・アンド・リバー社が出資として参加することになり8月24日、企画・製作を手掛けた白組の島村達雄社長、ハウステンボスの澤田秀雄社長、クリーク・アンド・リバー社の井川幸広社長が、都内で共同製作発表会見を行った。会見は長崎・ハウステンボスに設けられた会場でも同時に行われ、ハウステンボスの高木潔専務と小野秀一取締役が中継で出席した。
島村氏は「『GAMBA』ができるまでは、構想15年、製作10年の長いお話」と思い入れの深さを語り、白組がこれまで歩んできたCGの歴史を振り返った。近年は「寄生獣」前後編などを製作し、「STAND BY ME ドラえもん」は第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。日本トップクラスの技術を持つが、CGアニメーション製作を開始した2003年には、「『ファインディング・ニモ』などで大ヒットを飛ばしていた米ピクサーに遅れを取るまいと必死だった」と明かした。
今作は仮製作された段階で井川氏が視聴し、好評を得たことから澤田氏にも見せる機会を得たという。澤田氏は「ディズニーランド、ユニバーサルスタジオなど、代表的なテーマパークのバックには『映画』がある。我々も、映画製作への協力に本格的に乗り出していきたい」と今後の展望を語った。
井川氏は今作を、「日本だけでなく世界で勝負できる作品であると確信した」といい、「ハリウッドに対して知見を持っている藤村(哲也)さんに、プロデューサー就任を依頼し、引き受けていただきました」と、エグゼクティブプロデューサーを務めるアビ・アラドや、音楽を担当するベンジャミン・ウォルフィッシュへのオファーにつながった経緯を説明した。
「まさに大人から子どもまで楽しんでいただける作品」と胸を張る島村氏は、「本作の1つのセールスポイントは、エンドロール。本編の余韻を楽しんでもらいたいという気持ちも込めて、あえてハンドメイドな短編アニメーションを(アートディレクターの)森本千絵さんに依頼しました」と細部へのこだわり披露し、映画を最大限にアピールしていた。
「GAMBA ガンバと仲間たち」は、主人公の街ネズミ・ガンバが、島ネズミの忠太の故郷「夢見が島」を、白イタチの“ノロイ”から救うべく、仲間の船乗りネズミたちとともに立ち上がる姿を描く。10月10日から2D/3Dで全国公開。
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