「流血過激映像買いませんか?」これがニュース番組の裏側!「ナイトクローラー」本編映像公開
2015年8月18日 12:50

[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホールが12キロもの減量に挑み、狂気の報道専門パパラッチに扮した「ナイトクローラー」の本編映像が、このほど公開された。
映画は、学歴もコネもなくアメリカ・ロサンゼルスの町をさまよう男ルイス(ギレンホール)が、事故や殺害現場にいち早く駆けつけて衝撃映像を撮影する映像パパラッチ=“ナイトクローラー”の存在を知って自らも活動を始め、仕事にのめりこむあまり次第に暴走していくさまをスリリングに描く。「ボーン・レガシー」(2012)の脚本家として知られるダン・ギルロイが、自らが手がけた脚本で監督デビューを飾り、第87回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたほか、第30回インディペンデント・スピリット・アワードで脚本賞と新人監督賞を受賞し、全米有力批評サイトRotten Tomatoesでは、公開から9カ月以上が経った8月中旬現在でも95%の高支持率を獲得している。
映像は、ナイトクローラーとしての活動を始めたルイスが、初めて撮影したカージャック事件のスクープ映像をテレビ局に持ち込む様子をとらえたもの。男性が流血して倒れている内容を問題視し「使うのか? 過激だ」と反対する編集者と「流すべき。話題になるわ」とトップニュースで扱おうとする女性ディレクターのニーナ(レネ・ルッソ)の攻防が始まり、最終的にはニーナの押し切りによって映像は購入されることに。初仕事を成功させ、ギャラを手に入れたルイスに「見る目はある」と声をかけたニーナは、「視聴者の興味は、郊外に忍び寄る都市犯罪よ。望ましいのは、被害者が富裕な白人で犯人は貧困者か少数派」とアドバイスし、ルイスに“刺激的な画”を求める。「大先輩のほめ言葉は新人には励みだ」と興味津々で聞いていたルイスは「僕は覚えが早いよ。また会おう」と宣言。テレビ業界の裏側を赤裸々に描くと共に、ルイスが常軌を逸していくさまをひしひしと予感させる内容となっている。
「ナイトクローラー」は、8月22日から全国公開。
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