ジョセフ・ゴードン=レビット「ザ・ウォーク」で挑んだ前代未聞の“体幹”トレーニング
2015年7月31日 12:00

[映画.com ニュース] 人気俳優のジョセフ・ゴードン=レビットが、ロバート・ゼメキス監督の最新作「ザ・ウォーク」に主演し、1974年に米ニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーを1本のロープで結び、命綱なしで空中散歩に挑んだフィリップ・プティに扮している。メキシコ・カンクンで開催されていた「Summer of Sony Pictures Entertainment2015」に参加したゴードン=レビットが、映画.comのインタビューに応じた。
同作は、常に最新のVFXにこだわりを見せてきたゼメキス監督がメガホンをとっただけに、当時の写真を3D化し、高さ、深さ、質感といったものを、今まで駆使してきたあらゆる映像技術を結集させて製作した、いわば集大成的な作品といえる。9月25日から開催される第53回ニューヨーク映画祭での上映に続き、10月22日に開幕する第28回東京国際映画祭のオープニング上映作品にも決まった話題作だ。
ゴードン=レビットは、役作りに際して行ったトレーニングの内容を明かした。プティが“トレーナー”役を自ら買って出たそうで、「彼が自分で教えると主張したからね。綱の上を歩くということを教えてもらったんだ。まずは、地面に貼られたテープから。足でどういった事をするかを練習するためにね。というのも、普通に地面を歩くのとは違って、歩き方がとても特別なんだ」と説明。さらに、「地面を歩くときって、最初にかかとを下ろしてからつま先を下ろすでしょう? でも、綱の上では全ての体重を後ろ足に残しておく必要がある。まず、一切体重をかけることなく、つま先を前に置く。つま先で綱を感じ、足が綱の上に置かれるまで前にスライドさせる。それを見ちゃいけないんだ。感じるだけ。足がしっかりと綱の上に置かれたのを確認したら、体重を後ろから前に移す。この動きがごく自然に出来るようにならないといけない。実際に綱の上に乗る前、ずっとテープの上で練習していたよ」と前代未聞ともいえるトレーニングについて、充実した面持ちで語った。

「インセプション」に代表される大作から、インディペンデントの良作にいたるまで、ゴードン=レビットの作品選びには定評がある。だが、キャリア構築ばかりに重きを置いているわけではないと、熱い口調で明かす。「その時々で、何が僕をインスパイアしてくれるかということにフォーカスしようとしているんだ。あまりにキャリアの事を中心に考え始めたりすると、いい演技を生み出すものを見失ってしまうように思うんだ」。それでも、19歳の頃に出演した「MANIC」という作品は自らの分岐点になったと明かし、饒舌に語り出した。
「僕は今もあの映画のことをとても誇りに思っているよ。若者として、ドラマをやることができた最初の作品だった。僕とドン・チードル、ゾーイ・デシャネルが出演しているんだけど、僕がゾーイと出会った作品でね。僕たちが『(500)日のサマー』で共演する8年も前の事なんだよ! あの映画は僕の転機として、いつも心のよりどころとしているんだ。多くの人が知らない作品だからこそ、話す価値があると思っちゃうんだろうね」。
「ザ・ウォーク」は、2016年1月23日から全国で公開。
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