ジョニデの愛犬騒動で妻アンバー・ハードが告訴される
2015年7月19日 14:00

[映画.com ニュース] ジョニー・デップの妻で女優のアンバー・ハードが、愛犬2匹をオーストラリアに入国させた際、必要な手続きを怠ったとして、検疫法違反の容疑で告訴されたことがわかった。9月にクイーンズランド州の裁判所に出頭するように命じられている。
ふたりは、デップが主演する人気シリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン:Dead Men Tell No Tales(原題)」の撮影のため同国に渡航した際、ヨークシャテリアの「ピストル」と「ブー」を連れていたが、税関で申告していなかった。5月に入って2匹のグルーミングを担当したサロンがSNSに投稿したことから発覚。豪農務省から50時間以内に犬を出国させなければ安楽死させるという警告を受け、デップは即座に愛犬をプライベートジェットで米国に送り返したという。
ハードはこの騒動で、2件の違法輸入の罪と虚偽文書作成の罪で告発された。違法輸入では最大で10年間の禁固刑、あるいは罰金10万豪ドル、虚偽文書の作成は最大1年間の服役、あるいは1万200ドルの罰金が科せられる可能性がある。デップは起訴されていない。
オーストラリアでは環境保全のため厳しい規制を設けており、犬やネコを持ち込む場合、検疫当局から輸入許可証を取得し、到着後は検疫所に最低10日間預けなければならない。ハードは騒動が持ち上がった当初、「今後はできるだけオーストラリアを訪れないようにすると思う」など、不満をもらしていた。
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