“どんでん返し映画”の新潮流!独スリラー「ピエロがお前を嘲笑う」予告編公開
2015年7月16日 10:00
[映画.com ニュース] ドイツ・アカデミー賞で6部門にノミネートされ、ハリウッドリメイクが決定したスリラー「ピエロがお前を嘲笑う」の予告編がこのほど公開され、仕掛けが張りめぐらされたスタイリッシュな世界観の一端が明らかになった。
米バラエティの「世界で注目すべき監督10人」に選出された新星バラン・ボー・オダー監督がメガホンをとった本作は、ハッキング事件を次々と起こし、世間を騒がせる4人組ハッカー集団「CLAY」に属する青年ベンヤミンが、突然警察に出頭し、過去に関与した事件の自白を始める。だが、ベンヤミンの話には不審な点が多く、調査を始めた捜査官は次第にベンヤミンに疑念を持ち始める、というストーリー。「コーヒーをめぐる冒険」のトム・シリングが、気弱な天才ハッカーでありながら、真意の読めない謎めいたベンヤミンを演じる。ラストにどんでん返しが待ち受けるひねりの利いた物語が本国で反響を呼んだほか、ドイツの人気エレクトロユニット「ボーイズ・ノイズ」が、映画に楽曲を初提供したことも話題になった。
予告編は、警察に出頭したベンヤミンが、捜査官に過去を語るシーンから始まる。パソコンの操作ひとつでシステムを乗っ取り、周辺を停電させるほどの腕前をもつベンヤミンが、ハッカー仲間と「CLAY」を結成。金融業界や連邦情報局などをターゲットにハッキングを重ね、ニュースで取り上げられるようになり、ネットではフォロワーが雪だるま式に膨れ上がっていくさまが描かれる。だが、ベンヤミンのある行動が基で殺人事件が起こり、CLAYは空中分解の危機に。武装した警察が登場し、ベンヤミンが必死の形相で逃げるシーンが挿入されるなど、不穏な雰囲気が立ち込め始める。「ハッキングはトリックさ。どちらも人をダマす」といった意味深なセリフや、逆再生を効果的に用いた映像で構成されており、見る者の想像力をかきたてる内容となっている。
「ピエロがお前を嘲笑う」は、9月12日から全国公開。
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