ロバート・パティンソン、オーディションで射止めた「奪還者」を語るインタビュー映像公開
2015年7月14日 14:00
[映画.com ニュース]「アニマル・キングダム」のデビッド・ミショッド監督の第2作となるアクション作品「奪還者」で、主演ガイ・ピアースと共演するロバート・パティンソンが作品を語るインタビュー動画を映画.comが入手した。
世界経済の崩壊から10年後の世紀末、オーストラリアの地は鉱物資源を求める無法者たちが暴れ回っていた。エリックはすべてを失い、唯一の財産は愛車だけだったが、その車がヘンリー率いる強盗団に奪われる。エリックは強盗団追跡の途中、強盗中に撃たれ、瀕死の重傷の状態で現場に置き去りにされたヘンリーの弟レイと出会う。さらなる追跡を続けるエリックとレイの間に、いつしか奇妙な友情が芽生え始める。
パティンソンは主人公エリックと行動を共にする青年レイを演じている。人類が人間性を失った世界で、純真な心を持つ存在という難役で、ミショッド監督からは「ひどく虐げられてきた」人間だと説明を受け、いじめを受けても打ちのめされない子供たちを映したドキュメンタリーを参考したと話す。「レイは純真なんだ。蹴られてもすり寄ってくる犬のようだと思った。ひどい経験からは学ばないんだ」と分析。レイ役はオーディションで射止めたことを明かし、また、ミショッド監督の「アニマル・キングダム」の脚本にほれ込み、監督の才能を絶賛している。
「奪還者」は7月25日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。