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池脇千鶴、製作サイドからの「太ってくれ」リクエストに苦笑い

2015年7月12日 06:00

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(左から)呉美保監督、佐々木実琴くん、池脇千鶴、 高橋和也、川村あやのちゃん
(左から)呉美保監督、佐々木実琴くん、池脇千鶴、 高橋和也、川村あやのちゃん

[映画.com ニュース]第37回モスクワ国際映画祭のNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した呉美保監督作「きみはいい子」のヒット記念トークイベントが7月11日、東京・テアトル新宿で行われ、呉監督と出演の池脇千鶴高橋和也が登壇した。

池脇は、今作の役作りについて「プロデューサーから『太ってくれ』と言われました。言うのは簡単でしょうよ!」と苦笑い。「(別作品も)撮影していたので、つながりがおかしくなると言ったんですが、でもそんなの関係ないと言ってくるんですよ。別の作品の衣装がきつくなってきても、ごまかしながら撮影していました」と振り返ると、高橋は「本音を言えば、みんな少しでもよく映りたいわけですよ。それを今回ダサくいて(という注文で)映されているというのがね……」と同情していた。

呉監督の前作「そこのみにて光輝く」では、ドロドロの男女関係を演じた池脇と高橋。しかし今作では、穏やかに暮らす大宮夫妻に扮しており、呉監督は「前回のふたりの終わり方は、すごく心残りだったんですよ。だからせめてと思って、今回は夫婦でと」と胸の内を明かした。

これを受け、池脇は「監督と撮影に入る前に、高橋さんの太陽のような目と笑顔は、悪じゃなくて善に使わなくちゃいけないみたいな話をしていましたよね」とニッコリ。さらに呉監督が「高橋さんの“えくぼ”が好きで。『そこのみにて』ではものすごく気持ち悪いえくぼで、くぼみに吸い込まれるように思った。今回はすごくチャーミングなえくぼを見せたいと思った」と語ると、高橋は「どうしようもない男でしたからね。前回は悪魔で、今回は打って変わって天使のような先生役。でも、悪魔をやるほうが、どちらかというと気は楽。天使のほうが、気分的にはプレッシャーがありますよ。良い人というのはこっぱずかしくて」と照れ臭そうに話していた。

また壇上には、大宮夫妻の子どもを演じた佐々木実琴くん、川村あやのちゃんも登壇した。映画は、「そこのみにて光輝く」でモントリオール世界映画祭の最優秀監督賞に輝いた呉監督と、脚本家の高田亮が再タッグを組み、中脇初枝氏の同名小説を実写化。児童虐待などの社会問題を通じ、「人が人を愛すること」の大切さをテーマに描いた。

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