“悪童”から名バイプレイヤーに!あのカントナがマッツ・ミケルセンと共演
2015年6月19日 15:20
カントナは1966年生まれのフランス人。サッカーのフランス代表のエースとして君臨し、90年代に所属した英クラブ「マンチェスター・ユナイテッド」では、デビッド・ベッカム選手の前にエース番号の7番を背負い、チームを4度のリーグ優勝に導いた伝説的プレイヤーだ。現役引退後は俳優に転身し、「エリザベス」(99)、「クリクリのいた夏」(00)などに出演するほか、名匠ケン・ローチ監督がカントナを崇拝する若者を描いた「エリックを探して」(10)では、本人役で登場した。
また、選手時代にはフーリガン相手にカンフーキックを見舞うなど、“悪童”としても知られたカントナ。そんなカントナが本作で演じるのは、町を牛耳る凶暴な用心棒デラルー大佐(ジェフリー・ディーン・モーガン)の右腕であるコルシカ人。人並みはずれた腕力を武器に、主人公ジョン(ミケルセン)の前に立ちはだかる役どころだ。
大のサッカー好きで、カントナのファンだったというミケルセンは「サッカー選手に憧れた役者は僕だけじゃないはず。お菓子に群がる子どもみたいに、皆で彼を迎えに行ってワクワクしていたんだ」と初対面時を振り返る。「運よく僕は彼に殴られる役だった。昔試合を見に行った、あの選手にだよ!」と、興奮を隠しきれない。劇中では敵対する関係だったが、カントナと一緒にサッカーをやろうと現場にゴールを用意するなど、ミケルセンにとってカントナとの共演はかけがえのない時間だったようだ。
映画の舞台は、1870年代のアメリカ。妻子を殺された元兵士ジョンが、犯人である権力者デラルー大佐の弟を撃ち殺したことから、血で血を洗う壮絶な戦いに巻き込まれていくさまを描く。出演は「007 カジノ・ロワイヤル」でもミケルセンと共演したエバ・グリーンほか。監督は「キング・イズ・アライヴ」のクリスチャン・レブリング。6月27日から全国公開。
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