圧倒的存在感!「マッドマックス」最新作、女戦士フュリオサ特別映像を入手
2015年6月17日 14:10
[映画.com ニュース] トム・ハーディを主演に据えた人気アクションシリーズの最新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で、主人公マックス(ハーディ)と共闘する女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)の魅力に迫る特別映像が公開された。アクション満載の本編映像に加え、フュリオサを演じたシャーリーズ・セロンを軸に、スタッフや共演者がフュリオサについて語る内容となっている。
映像では、セロンが頭を丸刈りにして挑んだ自身の役どころを「監督が求めたのはマックスと対等な強さ。全力で戦うことができて、生き延びられる人物。究極の女戦士よ」と紹介。続いて、メガホンをとったジョージ・ミラー監督が「幼い時に拉致され、結果的に支配者に仕える身になった。だが、フュリオサはまだ希望を捨てていない」、ハーディが「彼女はそれまで壮絶な苦痛と恐怖を味わってきた」とキャラクターの背景を語っている。「でも彼女は立ち上がり、反逆者となる」とセロンが語るなか、フュリオサが力強いまなざしで巨大なタンクローリー“ウォー・タンク”を運転するさまが映し出される。
フュリオサが支配者イモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)の花嫁たちとともに荒野から脱走をはかるシーンでは、ダイナミックなチェイスシーンが繰り広げられる。セロンは、「支配者は過去に彼女を深く傷つけた。(だから)彼女は支配者の大事なものを奪った。彼から大事なものを奪われたから」と説明。ミラー監督も、「フュリオサは女たちを解放しようとして、壮大な戦いを引き起こす。この最後の賭けで、生きる意味を見いだしたい」のだと語っている。
映画は、荒野をさまよう元警官のマックス(ハーディ)が、砂漠の支配者イモータン・ジョー(キース=バーン)を裏切った女戦士フュリオサ(セロン)と手を組み、軍勢と戦う姿を描く。6月20日から全国で公開。