藤原竜也、篠原信一にセリフ横取りされ「僕の大事なセリフが!」と悲鳴
2015年6月8日 18:40
[映画.com ニュース] 「ポケットモンスター」の劇場版最新作「ポケモン・ザ・ムービーXY 『光輪(リング)の超魔神 フーパ』」の公開アフレコが6月8日、都内のスタジオで行われ、ゲスト声優を務める藤原竜也と篠原信一、同時上映の短編「ピカチュウとポケモンおんがくたい」のナレーションを担当する山本美月らが出席した。
アフレコでは、物語の鍵を握る男バルザ役の藤原がセリフを読み上げようとした瞬間、割って入った篠原が横取りするひと幕も。藤原が「たった一言、僕の大事なセリフが!」と悲鳴を上げると、会場は大爆笑。さらにその後の囲み取材でも、篠原は「バルザ役の篠原です」とおどけてみせ、再び会場を沸かせた。
約5年ぶりにアニメ映画で声優を務めた藤原は「監督が音程や強弱を指示してくれて、そこに自分の感情を入れていくことで成立する。ふつうの芝居にはない難しいアフレコでした」と吐露。それでも、「国民に愛されている作品に呼ばれ、感謝しています。貴重な経験をさせてもらいまして、完成が楽しみです」と充実の表情を見せた。
また篠原は、ポケモン「ヒポポタス」役で声優初挑戦。セリフは「ヒポ!」という鳴き声だけだが、「(柔道に例えると)出来栄えは『一本』でしょ!」と得意げな笑みを浮かべた。さらに、アニメナレーション初挑戦の山本は、「ポケモンは幼稚園のころから始まっていて、いつも身近な存在でした。まさか自分が関われるとは思わなかったですが、ナレーションをすることで、ピカチュウやニャースが答えてくれて、とっても嬉しかったです」と感激していた。
この日は、シリーズへの18年連続出演を果たした声優・山寺宏一をはじめ、中川翔子、湯山邦彦監督も出席。9年連続出演となった中川は、20代の大部分をポケモンとともに過ごしてきただけに「ポケモン村の長老のような気持ちです」といい、「この後、山本さんとごはんに行くんです。ポケモンのおかげで、ぼっち卒業!」とマシンガントークで喜びを語った。
「ポケモン・ザ・ムービーXY 『光輪(リング)の超魔神 フーパ』」は、「あらゆるものを取り出すことができるリング」を持つポケモンのフーパと出会ったサトシたちが、デセルシティに襲来した伝説のポケモンたちと戦いを繰り広げる。7月18日全国公開。