ダイアモンド☆ユカイ、カツラ疑惑を完全否定
2015年5月31日 07:05

[映画.com ニュース] 「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーが製作を手がけた映画「ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男」が5月30日、全国30スクリーンで封切られ、歌手で俳優のダイアモンド☆ユカイが東京・渋谷シネクイントでトークショーを行った。
無類のブラウンファンを公言するユカイは、「映画の中でも、JB(ブラウン)は『これから俺の音楽をコピーする奴らが出てくる』と言っている。俺もそのひとり」と多大な影響を受けたといい、「マイケル(ジャクソン)にしたってプリンスにしたってそう。エアロスミスもカバーしていた」と、大勢の名だたるアーティストがブラウンを敬愛していると熱く語った。
また、1960年代に活躍したブラウンを詳しく知らない世代に向け、「音楽は耳にしたことはあると思うんだけど、生い立ちを知らない。ロックの真髄がJBに全て詰まっている。ファンクの申し子みたいなもの」と解説。「(ブラウンを演じた)チャドウィックのパフォーマンスがすごい。音楽映画としても、映画の質としても最高。『Ray レイ』に匹敵するくらい」と映画をアピールしていた。
さらに、ブラウンと自らの共通点を「カツラ疑惑」といい、「JBも後半はカツラに間違えられたと思う。あれはカツラじゃないから。もみあげがないだけだから!」とカツラ疑惑を完全否定。イベント後の取材でも「俺もJBもカツラじゃない(笑)」と切実に訴え、小さく「マイケルはカツラだったかもしれないけど……噂だよ(笑)」と冗談めかして故マイケル・ジャクソンさんに言及していた。
映画は、多くのアーティストに影響を与え続けているブラウンの半生に迫り、栄光、挫折、知られざる友情を描き出す。「42 世界を変えた男」のチャドウィック・ボーズマンを主演に迎え、テイト・テイラー監督がメガホンをとった。
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