用心棒映画の新たな側面　N・ケイジ×H・クリステンセン「ザ・レジェンド」予告編

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［映画.com ニュース］　ニコラス・ケイジとヘイデン・クリステンセンがダブル主演し、最強の用心棒を演じる映画「ザ・レジェンド」の予告編が、このほど公開された。義理人情や侠気といった、“用心棒映画”の要を踏襲する一方で、「騎士の生きざま」という今までにない側面を描き出した本作を象徴する仕上がりとなっている。

映画は、「ラスト サムライ」などでスタントコーディネートを手がけたニック・パウエルが監督デビューを果たし、迫真のソードアクションを演出。ケイジと「スター・ウォーズ　エピソード2 クローンの攻撃」のクリステンセンのほか、「ドラゴン・キングダム」のリウ・イーフェイ、「スペシャルID 特殊身分」のアンディ・オンが共演している。

12世紀、十字軍で華々しい活躍を見せていた騎士ガイレン（ケイジ）と弟子のジェイコブ（クリステンセン）は、大義名分のもと繰り返される殺りくの日々に嫌気がさし、軍を離れる。やがて中国にたどり着いたふたりは、皇帝の跡継ぎ争いに巻き込まれ、皇子とその姉の用心棒として追手を迎え撃つことになる。

予告編は、かつて十字軍最強の騎士だったガイレンとジェイコブが、極東に流れ着き用心棒になるまでの過程を映し出す。戦いに明け暮れた時代の追憶。そして、戦場から身を引いた師弟が対話と葛藤を経て、十字軍とは異なる信念のもと戦いに身を投じる姿を切り取っている。

「ザ・レジェンド」は6月12日から、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開。