染谷将太3年越しの主演作「ソレダケ」公開に感慨「この映画こそ映画館で」
2015年5月27日 19:40

[映画.com ニュース] 俳優・染谷将太の主演映画「ソレダケ that’s it」が5月27日、全国で初日を迎えた。染谷は共演の水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳、石井岳龍監督とともに、公開を記念した“爆音上映会”が開催された都内のライブハウスで舞台挨拶を行った。
ロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」のリーダー・吉村秀樹さんからラブコールを受けた石井監督が、ライブ映像とドラマを融合させた映画作りを企画。2013年のこの日に吉村さんが急逝し、一度はとん挫しそうになったが、石井監督が遺志を引き継ぐ形で同バンドの楽曲を用いた“ロック映画”として構築し直した。
最初の企画段階からオファーを受けていた染谷は、「石井監督が久しぶりにロック映画を撮りたいと言って、自分が呼ばれたのがうれしかった。吉村さんのことがあっても、力強く違った形で作り上げてくれた。これはすごいことだと思う」と感激の面持ち。映画では全編にわたって疾走シーンがあり、「ひたすら体力作りをしてと言われたけれど、こういう形で初日を迎えられてうれしい」とかみしめるように話した。
それを受けた石井監督は、「結局、真夏の一番暑い時の撮影になったので、とにかく走りますよとは皆に言った。けっこうハンパないことをやっています」と苦笑しつつも満足げ。そして、「感慨深いというか、ひと言では言い表せない気持ち。ホッとしたのと同時に、ここから始まる。見ていただくことで、その戸を開けたい」と訴えた。
だが、石井監督に「もともと体力はある」として最も洗礼を受けたのがヒロインの水野。「いろんな重いものを体にまといながら、(高さ)40メートルくらいのらせん階段を駆け上がったんです。私は高所恐怖症なので死の危険を感じて、体力もメンタルも尽きました」と表情をゆがませていた。
初日を祝い、吉村さんが好きだった焼ちゅう「いいちこ」のタルをギターで割る鏡抜きも敢行。染谷は、「映画は映画館で見てほしいとよく言いますが、この映画こそと思う。この映画の勢い、人が放つエネルギーを感じてほしい」と力強く話していた。
「ソレダケ that’s it」は、戸籍を奪われた青年が底辺の生活から抜け出すために裏社会に身を投じ、あらがいながら自身の宿命と向き合っていく姿を描く。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのぶっっっとんだ映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券