でんぱ組.inc「白魔女」コスプレにファン300人釘付け！

［映画.com ニュース］　アイドルユニット「でんぱ組.inc」が主演した映画「白魔女学園　オワリトハジマリ」の完成披露試写会が5月27日、東京・新宿バルト9で行われ、同ユニットの最上もが、夢眠ねむ、古川未鈴、成瀬瑛美、藤咲彩音、相沢梨紗が舞台挨拶に出席した。

映画は2013年に製作された「白魔女学園」の続編で、でんぱ組.incのほか「仮面ライダーフォーゼ」の坂本浩一監督、「けいおん！」の脚本家・吉田玲子といった前作のキャスト＆スタッフが再タッグを結成。昨年6月には、栃木県の洞窟内での撮影中、10人が一酸化炭素中毒のため救急搬送される事故が起きており、困難を乗り越えての完成となった。

この日、でんぱ組.incの6人は白魔女のコスプレ姿で登場し、約300人のファンの視線を釘付けに。メンバーは一様に「魔法少女になった気分で、着られるだけでうれしいです」（成瀬）、「巫女さんをモチーフにした衣装なので、お気に入りのデザインです」（古川）など満足げ。また客席も、思い思いの衣装を身にまとったファンで埋め尽くされており、古川は「男性の方がスカートをはいている率が高いですけど、皆さんお似合いです！」と賛辞を送っていた。

今作では激しいアクションシーンに挑んでおり、感想を求められた夢眠は「スタントの方がやってくれるときに、私のどんくさいところまでコピーしてくださっているところに感動しました」とニッコリ。一方の最上は「斉藤秀翼君とやらせて頂いて、お互いアクション経験があったので、なるべく力を抜かないように思い切ってやりました。あざも結構つくりました」と充実の面持ちで話していた。

また最上は、劇中ではロングヘアーを披露。「新鮮ですね」といい、「予告編を見て、『これがもがちゃんか』という反応を頂いていたので、本編の皆さんの反応が楽しみですね」とほほ笑んだ。さらに、自身の顔をなめられるシーンもあるそうで、「『もがちゃんだったら（舐めても）大丈夫です』と言われましたが、一番緊張しました」と振り返り、「もう一度やってみたいか？」と問われると「女の子との恋愛の映画は出たいと思っていたので、ベロベロするかはわかりませんけどね」とはぐらかしていた。

映画「白魔女学園　オワリトハジマリ」は、そのほか小池里奈、遠藤新菜、斉藤秀翼、戸松遥らが出演する。6月13日から公開。