【全米映画ランキング】「ピッチ・パーフェクト2」がV。「マッドマックス」のリブートは2位スタート
2015年5月20日 17:30

[映画.com ニュース]サマーシーズン3週目の全米ボックスオフィス。2本の強力作が公開された先週末は、アナ・ケンドリック主演の「ピッチ・パーフェクト2」が約6920万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、北米では2012年に公開(日本ではこの5月末公開)された大ヒットミュージカルコメディの続編。
今回は大学の女性アカペラチーム「バーデン・ベラーズ」が、アメリカのチームが一度も優勝したことのないアカペラコンテストの国際大会に挑戦する姿が描かれる。レビューも上々で、コメディ映画では「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」(2011年/約8590万ドル)、「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」(02年/約7310万ドル)に次ぐ、歴代3位のオープニング興収を記録。業界の期待通りの大ヒットスタートとなった。出演はケンドリックに、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド。メガホンをとったのは本作に出演もしている女優のエリザベス・バンクス。
約4500万ドルのオープニング興収で惜しくも首位デビューを逃したのは、1985年以来30年ぶりとなるシリーズの新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。シリーズ4作目の今回は主演をメル・ギブソンからトム・ハーディに代えてリブート。相手役にオスカー女優シャーリーズ・セロンを迎えてのダブル主演で、シリーズ全作を手がけてきたジョージ・ミラーが再びメガホンをとった。
近未来の荒れ果てた大地を舞台に、すべてを失い武装組織に捕らえられた流浪の男マックス(ハーディ)が、その組織に反旗を翻して故郷を目指す女戦士フュリオサ(セロン)とともに追撃してくる凶暴な敵をかわしながら戦う姿が驚異のアクション演出で描かれる。映画ファン待望の伝説のシリーズの新作とあって、期待度が高かった同作だが、批評家からはこき下ろされることが多い近年の夏のハリウッド大作では珍しく、オスカー作品賞クラスの絶賛評が多く集まり、興行的にも批評的にも上々のスタートとなった。この成功を受け、すでに続編のゴーサインが出たのか、監督のジョージ・ミラーは続編のタイトルを「Mad Max: The Wasteland」と明かした模様。
3位は2週連続で首位だった「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」。17日間の累計興収は約3億7200万ドル。グロスは5億ドルには届かず、4億5000万ドル近辺にとどまりそう。
その他10位には、デンマーク出身のトマス・ビンターベア監督(「偽りなき者」)がキャリー・マリガン主演でトマス・ハーディの同名小説「遙か群衆を離れて」をリメイクした文芸ドラマ「Far from the Madding Crowd」が滑り込んだ。
今週末はジョージ・クルーニー主演、ブラッド・バード監督によるディズニーのSFアドベンチャー大作「トゥモローランド」に、名作ホラーのリメイク「Poltergeist」が公開となる。
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