テツandトモ、生涯現役宣言 謙虚な姿勢で「再ブレイク」否定
2015年5月19日 18:20

[映画.com ニュース]お笑いコンビ「テツandトモ」が5月19日、都内のスタジオで行われた映画「エクソダス:神と王」のデジタル配信記念イベントに出席した。
地方行脚の営業で活躍し、「全盛期よりも年収が増えたのでは?」と噂されるテツandトモ。テツは本作の製作費が約154億円だと聞くと、「現実味を帯びていないですね」と驚きながらも、「僕たちも営業で154億くらい稼いだ?」とジョークを飛ばした。一方のトモは、すかさず「稼げるか! どうやって稼ぐんだよ」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
「再ブレイク中」との声も聞かれるが、本人たちは「再ブレイクではない」とあくまで謙虚な姿勢。テツは「年で動けなくなったらネタがダメになるというプレッシャーも受けますし、この体力が続くわけがないので、徐々に動かなくてもいいネタを作っていこうかな」と弱音を吐いたものの、「78歳になっても赤ジャージを着て『なんでだろう』をやっていたい。お客さんに喜んでいただけるように頑張りたい」と生涯現役を宣言した。
映画は、「グラディエーター」などで知られる巨匠リドリー・スコットが、「旧約聖書」に記されたモーゼの雄姿を描いた。モーゼが民を率いて国外脱出を試みる物語にちなみ、「今年中に脱したいこと」を聞かれると、トモは「いつかわからないですが、海外でも営業をやりたい」。テツは「滑舌が悪いことからの脱出」といい、「空港でご飯食べていた時に、店員さんに爪楊枝いただけますかと言ったら『はい、マヨネーズですね』と。えー、なんでだろうと思いました」とエピソードを披露していた。
さらにふたりは、おなじみの「なんでだろう」をエクソダスバージョンで披露し、報道陣のカメラ1台1台に顔を近づけるサービス精神を発揮。汗だくになりながら大ハッスルし、会場を盛り上げた。また、同作のWEB用CM動画のため、方言を使ったアフレコを敢行。実写映画のアフレコは初めてだそうで、滋賀県出身のテツは関西弁、山形県出身のトモは山形弁のセリフに挑み、ご満悦の様子だった。
「エクソダス:神と王」デジタルレンタル版は配信中。ブルーレイ&DVDは、6月3日に発売される。
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