アイドルグループ「ゆるめるモ!」、女性ホラー監督の新作で映画初出演&今秋公開
2015年5月3日 11:30
[映画.com ニュース]6人組ニューウェーブアイドルグループ「ゆるめるモ!」が、新鋭ホラー監督・朝倉加葉子の新作で映画初主演を飾ることがわかった。同ユニットが、5月2日に東京・赤坂BLITZで行ったワンマンライブで発表され、今秋に劇場公開されることも明らかになった。
「ゆるめるモ!」は、2012年に結成された“脱力支援アイドル”。14年に初フルアルバム「Unforgettable Final Odyssey」をリリースし、東京・恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブは、結成から2年弱ながら観客動員1000人を記録し注目を集めた。
メガホンをとった朝倉監督は、テレビドラマ「怪談新耳袋 百物語」の「空き家」、キム・コッピ主演のスラッシャーホラー「クソすばらしいこの世界」、東京女子流が主演したBS-TBS「スマホラー劇場」の「悪魔召喚」などを手がけている。
「TRASH-UP!!」とタッグを組んだ本作は、寒さ厳しい山間部での約1週間にわたる合宿生活のなか、撮影が敢行された。ワンマンライブでは、映画タイトルなど詳細は明かされなかったが、ハードな撮影現場の模様やメイキングを収めた特報がお披露目。メンバーが「死にたい……」とつぶやく場面もあり、アイドルと朝倉監督が描く世界に興味がそそられる映像となっている。
朝倉監督は、「ここしばらく『ゆるめるモ!』を見つめ続け、彼女たちのことを考え続けています。彼女たちはみんな笑ってしまうほどそれぞれに全然違って、でもみんな自分自身に対してとても誠実で、今の彼女たちのその姿をカメラにおさめられたのは本当に幸せでした」と吐露。そして「彼女たちにこそやってほしい映画、そして映画を見てくれる女の子男の子たちが少しだけでも未来を掴めるような映画にするべく現在製作中ですので、みなさんに見ていただける日まであともう少しお待ちください!」と意気込んでいる。
メンバーのもね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼうをはじめ、松田優、尾本卓也、国分崇、川連廣明、信國輝彦、原扶貴子、古内啓子らが出演している。