「BiS」主演作第2弾が完成!「映画のたびにメンバーが辞めていく」と自虐挨拶
2013年11月27日 12:09
[映画.com ニュース] アイドルグループ「BiS」の主演映画第2弾「アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロパガンダ大戦争」の完成披露試写会が11月26日、都内で行われ、出演するメンバーのプー・ルイ、ヒラノノゾミ、共演する柳英里紗、金子沙織、國武綾、三輪ひとみ、大島葉子、加藤行宏監督(「人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女」)が舞台挨拶に立った。
音楽と映画のコラボレーション作品を集めた映画祭「MOOSIC LAB 2012」で観客賞を受賞したガールズアクション「アイドル・イズ・デッド」(2012)の続編。加藤監督が再登板し、新たなアイドルグループ「エレクトリック★キス」が企てる陰謀に立ち向かうBiSメンバーの奮闘を、ブラックユーモアを交えながら描く。
リーダー兼ヨゴレ担当のプー・ルイは「不吉なタイトル通り、映画のたびにメンバーが辞めていく……」と自虐的に挨拶。主人公・ノンちゃんを演じるマイペース担当のヒラノノゾミは「BiSを知っている人も、知らない人も楽しんでもらえる作品」とアピールした。
また、加藤監督は「アイドルに詳しい人間ではないが、BiSのパフォーマンスやキャラクターに魅力を感じた」といい、「ライブシーンを撮ると告知すれば、ファンの皆さんが我先にとエキストラに駆けつけてくれた」と述懐。350人以上が参加したクライマックスのライブシーンに胸を張った。
撮影時の出演メンバーであるテラシマユフが13年5月、ミチバヤシシオリが同年9月にそれぞれ脱退。世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏が正式加入した後、終身名誉メンバーになり、11月に開催された音楽イベント「TOKYO BOOTLEG 7th anniversary」で、“味つけ担当”コショージメグミの加入を発表。現在BiSは6人体制で活動している。
「アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロパガンダ大戦争」は2014年1月11日から公開。