マイク・リー監督、ピータールーの虐殺を映画化
2015年5月1日 21:30

[映画.com ニュース] 「秘密と嘘」「ターナー、光に愛を求めて」の名匠マイク・リーが、次回作として19世紀に起こった“ピータールーの虐殺”事件を映画化することがわかった。
“ピータールーの虐殺”とは1819年8月16日、マンチェスターのセント・ピーターズ・フィールド広場で、選挙法改正を求めデモ集会を開いていた約6万人の群衆に、騎兵隊が突入して武力鎮圧を図り、15人が死亡、700人が負傷した事件。これにより、政府はさらなる弾圧手段として六法を制定して改革の動きを押さえこんだ。またこの事件は、現在のイギリスの大手新聞ガーディアンの起源であるマンチェスター・ガーディアン紙が創刊されるきっかけともなった。
リー監督はマンチェスターのサルフォード出身であり、この事件について歴史的事実というだけでなく、個人的にも特に共感する物語だと語っている。米ハリウッド・レポーターによれば、「ターナー、光に愛を求めて」でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたディック・ポープが再び撮影を手がけ、2017年にクランクインの予定。
リー監督の過去最高のヒット作となった「ターナー、光に愛を求めて」は、ベテラン俳優ティモシー・ポールがイギリスを代表するロマン主義画家ターナーを演じ、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。同作は、6月20日から日本公開。
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