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AIロボット「チャッピー」誕生の瞬間と成長を収めた特別映像!

2015年4月30日 10:00

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人工知能を搭載したロボットをめぐる物語を描く「チャッピー」
人工知能を搭載したロボットをめぐる物語を描く「チャッピー」
(C) Chappie -Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

[映画.com ニュース] 「第9地区」「エリジウム」など、独創的なSF作品を発表してきたニール・ブロムカンプ監督の最新作「チャッピー」の特別映像が公開された。

映像は、スタッフ、キャストのコメントを交えながら、人工知能(AI)を搭載した主人公のロボット“チャッピー”誕生の瞬間と成長を収めたもの。「チャッピーは警察官に代わる兵器ロボットとして開発された」というブロムカンプ監督のコメントに続いて、ロボット研究者のディオン(デブ・パテル)がチャッピーを極秘で製作する場面がインサートされる。

チャッピーに扮するのは、「第9地区」「エリジウム」に続きブロムカンプ監督作品に3度目の出演となるシャルト・コプリー。全編にわたってモーション・キャプチャーによる演技を披露したコプリーは、「いつロボットは人間と見なされるのか。おそらくロボットが人間と同じように感情を持ったときだろう。観客はチャッピーを通して人間の持つ色々な感情を経験することになる」と話す。その言葉通り本映像でも、怒ったり、しょげたり、突然銃をぶっ放したりと、チャッピーのさまざまな感情が映し出されていく。

さらに、プロデューサーのサイモン・キンバーグが「チャッピーは影響を受けやすく、科学者といれば科学に興味を持ち、ギャングといれば犯罪者になる」と説明する通り、キーボードでスピーディーに入力するチャッピーの滑らかな指先の動きや、ストリートギャングのニンジャ(ニンジャ)に銃の持ち方を教わる姿なども紹介。言葉や知識を得て大きく成長し、人間以上に人間的な振るまいをするようになるチャッピーの魅力を凝縮したような内容の映像になっている。

2016年、犯罪が多発する南アフリカ・ヨハネスブルグ。世界で初めて人工知能を搭載した兵器ロボットが誕生し、チャッピーと名付けられる。しかし、起動後間もなくストリートギャングにさらわれたチャッピーのAIはギャングとしての生き方を学び、成長していく。驚異的な学習能力を見せるチャッピーはやがて研究者たちに危険視され、「考えるロボットは人類の敵」だとして追い詰められていく。

チャッピー」は、5月23日から東京・丸の内ピカデリーほか全国で公開。

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