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ジェイク・ギレンホールがスクープ目当てにはい回る「ナイトクローラー」8月公開

2015年4月28日 16:30

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アカデミー賞脚本賞ノミネート作が公開決定!
アカデミー賞脚本賞ノミネート作が公開決定!
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[映画.com ニュース] ジェイク・ギレンホール主演の衝撃作「Nightcrawler」が、「ナイトクローラー」の邦題で8月22日に公開されることが決定した。

タイトルの“ナイトクローラー”とは、報道スクープ映像を専門とするパパラッチの通称。死臭をかぎつけるハイエナのごとき貪欲さで、刺激的な映像を求めて夜のロサンゼルスをはい回る主人公の姿を通し、視聴率のために倫理を踏み外した映像さえも欲しがるテレビ業界の裏側と、それを非難しながらも渇望する現代社会の闇に迫る。

公開日決定にあわせてお披露目させたポスタービジュアルでは、「他人の<破滅>の瞬間に、カメラを持って現れる――」というキャッチコピーが、ナイトクローラーの生態を的確に表現。闇夜にたたずむ主人公ルー(ギレンホール)の姿と、カメラのライトに照らし出された無数の破片が、戦慄のスクープに執着する異様さを不気味に浮かび上がらせている。

本作では、「ボーン・レガシー」の脚本家として知られるダン・ギルロイが、自身の執筆した脚本で監督デビューを飾った。第87回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたほか、インディペンデント・スピリット・アワードでは脚本賞と新人監督賞を受賞。米映画レビューサイトRotten Tomatoesでも、95%という高評価をたたき出した。ごく普通の男に潜む底なしの狂気を怪演したギレンホールへの評価も高く、「タクシードライバー」でロバート・デ・ニーロが演じたトラヴィスの再来とも言われている。

学歴もコネもなく、仕事にあぶれたルー(ギレンホール)は、ある日通りかかった事故現場で、その悲惨な状況をとらえた映像をテレビ局に売って金を稼ぐナイトクローラーの存在を知る。早速ビデオカメラを手に入れたルーは、警察無線を傍受し、事故や事件の通報が入ると、猛スピードで車を走らせ現場に駆けつける。良心の呵責(かしゃく)などみじんも感じさせない過激な映像は高く売れるが、局の要求はどんどんとエスカレートしてゆき、ついにルーは一線を越えてしまう。

ナイトクローラー」は、8月22日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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