人気ミュージカル俳優・山崎育三郎、民放ドラマ初出演!唐沢寿明主演作で悪役に挑戦
2015年4月27日 14:50

[映画.com ニュース] ミュージカル界で活躍する俳優・山崎育三郎が、日本テレビとHuluが共同制作した唐沢寿明主演のドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」で、民放ドラマに初出演することがわかった。これまでミュージカル一筋でひた走ってきた山崎が、20代最後の年に新境地に挑む。
ドラマは、ドイツの人気シリーズ「DER LETZTE BULLE」を原作とするエンタテインメント作。熱血刑事の京極浩介(唐沢)は、犯罪組織「カグラ」を追いつめる過程で事故にあい、30年間のこん睡状態に陥ってしまう。2015年、あるきっかけで目覚めた京極は復職し、若手の望月亮太(窪田正孝)とコンビを組むことになる。
劇中で山崎は、京極が最初に対峙する、シーサーという通称をもつテロリスト・安藤光輝を演じている。これまで「レ・ミゼラブル」のマリウス、「ロミオ&ジュリエット」のロミオといった正統派の王子を演じてきただけに、悪役への初挑戦は驚いたそうだが、それでも「生い立ちや軸を明確にすることで、彼のドラマを感じて頂きたいと思い、役を深めてきました。あまり感情が表に出ない安藤が、熱血刑事・京極の行動によって、感情が爆発するまでを丁寧に演じていきました」とこだわりを明かしている。
ミュージカルと映像作品の違いについても言及し「観客、指揮者、オーケストラ、歌、芝居の幅、メイク、発声練習、全てが違います。カメラの前での芝居、周りに大勢のスタッフの皆さんがいて、ひとつひとつ全てが新鮮でした」と語る。強風が吹くビルの屋上でのシーンでは「自分の声が聞こえないなか叫び続けていたら、声がスカスカになりました」と笑い、「喉は強い方で、同じように声が出なくなったことは長いミュージカル人生の中で、1度しか経験がない中、初めてのドラマ出演でスカスカ(笑)。試練でした」と苦労を吐露した。
一方で、映画「20世紀少年」シリーズや「イン・ザ・ヒーロー」など、数々の作品で主役を務めてきた唐沢から大きな刺激を受けたといい、「初めてご一緒させて頂きましたが、芝居に対する真しな姿勢を目の前で感じて、とても刺激的で勉強させて頂きました。そして、完璧にこなすアクションシーン、あれには圧巻でした」と最敬礼だ。「撮影以外の時間にも、ミュージカル出演されていた20代当時の話をして頂いたり、コミュニケーションをたくさんとって頂いて、唐沢さんのおかげでリラックスして現場にいることが出来ました」と謝意を述べている。
「THE LAST COP/ラストコップ」は、今年初夏にHuluと日本テレビで配信・放送予定。
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