中国産をめぐるアジアの闇…キム・ギドク製作総指揮の問題作「鰻の男」予告公開
2015年4月24日 16:10
[映画.com ニュース] 鬼才キム・ギドクが製作総指揮を務め、現代韓国のタブーを暴いた問題作「鰻の男」の予告編が公開された。中国産ウナギの安全性を証明するため、韓国に密入国した男性を待ち受ける運命を描き、アジアの闇をえぐり出す。
ギドクが脚本も兼ね、5年を費やして完成させた社会派ドラマ。中国でウナギ養殖業を営むチャンは、輸出したウナギから水銀が検出されたことに違和感を覚え、再検査を求め韓国に密入国するが、再検査の結果は変わらなかった。失意のまま、女性検査官ミの紹介でビル警備の仕事に就いたチャンは、衝撃的な事実に直面する。予告編は、チェンの命がけの訴えが、中国に対する差別、偏見、暴力によってねじ伏せられる様子を、生々しく映し出す。
「フルハウスT AKE2」のパク・ギウンが主演し、「レッド・ファミリー」のプロデューサーを務めたキム・ドンフがはじめてメガホンをとった。第27回東京国際映画祭アジアの未来部門で「メイド・イン・チャイナ」のタイトルで上映されたほか、第4回ロッテルダム国際映画祭招待作品として出品された。
「鰻の男」は、東京・新宿シネマカリテで行われる「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(5月16日~6月26日開催)で、6月13日から限定公開。
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