「ブレア・ウィッチ」監督のホラー、「カリコレ」で日本初上陸

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［映画.com ニュース］東京・新宿シネマカリテ主催で、新作や傑作を紹介する映画祭「カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2015」のラインナップ第2弾が発表された。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のエドゥアルド・サンチェス監督が手がけたホラー「イグジスツ　遭遇」（「イグジスツ（原題）」）が日本初上陸するほか、鬼才キム・ギドクのサスペンス「鰻の男」などが上映される。

「イグジスツ　遭遇」は、ホラー映画で手腕をふるってきたサンチェス監督が、恐ろしき伝説の存在に遭遇した若者たちが体験する恐怖を描く。また、ギドク製作の「鰻の男」は、ドラマ「フルハウス　TAKE2」の実力派俳優パク・ギウン主演で、中国産のウナギを題材に現代韓国の闇を抉り出す。第27回東京国際映画祭アジアの未来部門で、「メイド・イン・チャイナ」として上映された。

ほかにイーサン・ホーク、ミラ・ジョボビッチ、エド・ハリス出演で、悪徳警官と暴力団の麻薬抗争を描いた「アナーキー」、女子高生暗殺者が奮闘するヘイリー・スタインフェルド、ジェシカ・アルバ、サミュエル・L・ジャクソン共演のコメディ「ベアリー・リーサル（原題）」などの豪華キャストによる新作をはじめ、ひき逃げを隠ぺいした刑事に降りかかるサスペンス「最後まで行く」、テレパシーによって互いを知った男女が織り成すラブストーリー「イン・ユア・アイズ　近くて遠い恋人たち」などバラエティに富んだ新作が登場する。

なお、英人気バンド「ベル・アンド・セバスチャン」のスチュアート・マードックがメガホンをとった「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」がオープニング作品、人間セイウチ化を計画する狂気の博士を描いたケビン・スミス監督のホラー「Tusk」がクロージング作品に決定している。

「カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2015」は、5月16日～6月26日に新宿シネマカリテで開催。