「サスペリア」「続・荒野の用心棒」がテレビシリーズ化 仏伊が共同制作
2015年4月13日 14:30

[映画.com ニュース] フランスのテレビ制作会社Atlantiqueとイタリアの制作会社Cattleyaがタッグを組み、イタリア映画「サスペリア」と「続・荒野の用心棒」をベースにした英語版テレビシリーズを制作すると、米ハリウッド・レポーターが報じた。
今回のテレビ版「サスペリア」は、ダリオ・アルジェント監督の傑作ホラー「サスペリア」(1977)の下敷きとなった小説「深き淵よりの嘆息」の作者であるトマス・ド・クインシーを主人公に設定したリ・イマジニング。19世紀のローマとロンドンを舞台に、ド・クインシーがシャーロック・ホームズのような探偵となって、超常的な事件の謎を追う。1時間×全12話からなるシリーズで、アルジェント監督がスーパーバイザーを務める。
一方、1966年のマカロニウェスタン「続・荒野の用心棒」(セルジオ・コルブッチ監督)は、フランコ・ネロ扮するガンマンのジャンゴが主人公で、クエンティン・タランティーノ監督作「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012)のインスピレーションとなった作品としても知られる。テレビ版の詳細は不明だが、同じく1時間×全12話から構成される。いずれもキャストは未定。
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