古田新太、松下奈緒は「キレイでチャーミングでおっさんみたい!」
2015年4月7日 18:00

[映画.com ニュース]WOWOWの連続ドラマW「闇の伴走者」第1話の完成披露試写会が4月7日に都内であり、ダブル主演を務める松下奈緒と古田新太、共演の田中哲司、平田満、サスペンスに初めて挑戦する三木孝浩監督が舞台挨拶に登壇した。
浦沢直樹の「MASTER キートン」の原作・脚本協力、リチャード・ウー名義での「クロコーチ」など漫画原作者として活躍する長崎尚志の小説を連続ドラマ化。元警官の女性とフリーの漫画編集者という異色のコンビが漫画界の巨匠の遺した原稿に描かれている、35年前の連続女性失踪事件の謎を追う。
映画「アオハライド」「ホットロード」など恋愛映画、青春映画の名手と言われる三木監督だが、以前よりミステリーやサスペンスを撮りたいと考えていたそうで「甘い物好きでスイートな作品が多いですが、ずっと食べ続けるとたまにはスパイシーなものが食べたくなる」と説明。「キャストもピリ辛ぞろいで楽しい現場でした」と手応えを口にする。
元警官で、いまは調査会社の調査員として働く優希を演じた松下は「久しぶりに笑顔がない役を楽しんでやらせていただきました。これまでの連続ドラマの私とはまた違うトーンになっている」と充実の表情を見せる。
個性的な漫画編集者役の古田は、セリフの量にかなり苦しんだようで「普通、あんなに長々しゃべらないでしょ、一人で! カンペ出してほしかった」と恨み節。また「食いしん坊の役でポテトチップを食べたりするんだけど、(自身は)大っ嫌いなんです、お菓子!」と不満をぶちまけ笑いを誘う。それでも、現場は「楽しかった」とのこと。コンビを組んだ松下について「キレイで、チャーミングでおっさんみたい!」と評し「初対面から(松下は)ゲラゲラ笑ってた」と暴露。松下は、「古田さんの前だと素でいちゃうんです」と頬を赤らめていた。
古田と20年来の友人である田中は、舞台での共演はあるものの、映像作品での共演は初。「あの細い目の奥で見透かされているようでドキドキした」と述懐した。ちなみに田中は撮影中、花粉症と食あたりでヘロヘロだったそうで、古田は「セリフの多い時でフラフラで『早く帰りたい』と言ってた(笑)」と暴露。田中は「牡蠣にあたりました……。火を通してもあたる時はあたります」と苦笑交じりに明かした。
連続ドラマW「闇の伴走者」は4月11日から放送開始(全5話/第1話無料放送)。
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