アオハライド インタビュー: 本田翼&東出昌大、自らの“アオハル“を重ね合わせた「アオハライド」

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アオハライド

劇場公開日 2014年12月13日
2014年12月12日更新
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本田翼&東出昌大、自らの“アオハル“を重ね合わせた「アオハライド」

アオハライド」とは、“青春(アオハル)”に“RIDE(乗る)”という言葉を組み合わせた造語。青春真っ盛りの高校生たちが、それぞれの“青春に乗っていく”姿を瑞々しく描いた青春ラブストーリーである。中学時代の初恋を引きずる主人公・双葉、心に大きな傷を抱えた双葉の初恋の人・洸。互いに惹かれ合いながらもうまく噛み合わない2人のもどかしい思いを体現した、若手注目株の本田翼東出昌大。撮影を通じ、役柄とともに自ら “アオハライダー”となった2人が、青春を語る。(取材・文・写真/山崎佐保子)

原作は、女子高生の間で絶大な人気を誇る咲坂伊緒による少女コミック。互いに淡い恋心を抱いていた中学1年生の双葉と洸。洸の突然の転校によって離ればなれになってしまった2人は、高校2年生となった4年後、思いがけず再会を果たす。

漫画原作のキャラクターが3次元の生身の人間としてどう表現されるか、原作ファンは否が応でも期待してしまうもの。東出は、デフォルメではなく自然体を心がけたという。「みんなそれぞれが役の用意はしてきたけれど、三木監督の『“キャラクター”で演じるのはやめよう』という言葉から、すっと役に入れた気がします。洸ってキザなセリフも多いので、カッコよく演じようとしたら目も当てられない芝居になるけど(笑)、闇を抱えているからそういう不器用な言い回しになっちゃうんだっていうアプローチで演じたんです。役に近づけていくというよりは、自分の中から洸を出していく感じ。洸を演じるというよりは、洸に“なる”が近い感じ。そんな風に、みんながキャラじゃなくゆっくりと役になっていけた気がします」。

本田は「双葉になれたのかな?」と首をかしげたが、恋や友情に真正面から“突進”していく双葉はまさにハマリ役で、これまでにない本田の魅力が全開となった。「原作も元々好きで読んでいたし、双葉の性格は頭に何となくあって。双葉の良さは出したいけれど、キャラっぽくなりすぎるのもダメだし。三木監督に相談しながらひとつひとつ作り上げて、演じているうちにどんどん双葉のことをわかっていったような感じです」と一歩一歩ゆっくりと歩み寄った。

ソラニン」「僕等がいた」「陽だまりの彼女」「ホットロード」と、一貫して若者の機微を捉え続けてきた三木監督。東出は、そんな青春映画の名手・三木監督を「天才だなと思いました。きゅんきゅんポイントを熟知しているんです。常に映画全体のテンポを考えていて、その中のワンシーンも頭の中ですぐに紡げる。たとえばキスシーンでは、お客さんも一緒に息を飲む絶妙な間を作る。それが芝居をやってる方は気持ち悪い間でも、全体のテンポとして成り立っているんです。そういったプロセスを現場で見られるのは楽しかったし、本当に天才だなと思いましたね」と最敬礼。本田も、「三木監督は、いつもこっちの呼吸をわかってくれているような感じがしました。すごく寄り添って何でも相談に乗ってくれたし、ご飯も一緒に行ったし、互いに信頼の置ける関係を築けたのも三木監督だったからかも」と結束は固い。

「映画の撮影中というのは、正直つらいことやしんどいことも多いです。だけどこの映画で初めて、心の底から撮影期間を楽しめたかもしれない」という東出。「なぜか僕って親を亡くす役が多いんですよ。『クローズEXPLODE』でも親父が亡くなっていて、『ごちそうさん』でもおふくろが亡くなっていて」と不幸な生い立ちの役が続くことに首をかしげ、「真面目と思われていますが、決して”いい子”ではないんですよ!」と主張する。すると本田は、「きっと人間くさい役が多いんだね」と優しくフォローした。

対照的に、本田はこれまで演じてきた役を通じ“天真爛漫”というイメージが強い。本田自身、「天真爛漫ではある。でも、日々生きていて『めんどくさいな』って思うことも多いんですよ(笑)」と笑う。すると東出は、「もちろん天真爛漫ではあるけれど、影の部分もあって人の痛みがわかる方だと思います。明るいだけだったら双葉みたいな役はできない。だるそうな目とかすると、すごくいいもんね(笑)」と、長い期間撮影をともにしたからこそわかる、本田の別の一面を教えてくれた。

多忙な青春時代を送った2人だけに、忙しく過ぎ去った日々への思い入れは人一倍。東出は、「男同士で部活のことや将来のことを熱くなってよく話していました」と述懐しながら、「遊園地でダブルデートとかしたかったですね。2人きりじゃなくてダブルなのがポイント(笑)。でも観覧車はカップル同士、別々で乗りたいな。観覧車から降りてきて、『お前らチューとかしてたんだろー』とか言い合ったり」とニヤニヤ。「キャー恥ずかしい!」と顔を覆った本田も、妄想は止まらない。

ふと東出は、本田が席を外した一瞬の隙に「いないから言います(笑)。一緒に芝居をしている撮影中ももちろんかわいいなって思っていたけど、出来上がった作品を見て、改めて本当にかわいいと思いました。“女優ライト”を使ったとかじゃなく、順光だけで自然に撮っていたのに、本当にきれいに映ってる。この映画がキラキラしているのはやっぱり双葉の力が大きいと思いますね」とヒロインを称えた。

最後に東出は、「映画って自分一人で作るものじゃない。このタイミングで、ヒロイン・本田翼さんと組めたことはすごくよかったと思います」と巡り合わせに感謝。そして、そんな新たな代表作の誕生に「素直にうれしいです」とにっこり微笑む本田の笑顔は、まさにスクリーンの中の双葉そのもので、この映画の最大の魅力となったことは間違いない。

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