パトリシア・ハースト誘拐事件が映画化
2015年4月1日 22:30

[映画.com ニュース] 1974年に発生した、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの孫娘パトリシア・ハーストの誘拐事件が映画化されることになった。
米Deadlineによれば、米フォックス2000はこのほど、同事件を題材にしたジェフリー・トゥービンのタイトル未定のノンフィクション(2016年刊行予定)の映画化権を獲得。ティム・バートン監督作「ビッグ・アイズ」の脚本家チーム、スコット・アレクサンダーとラリー・カラゼウスキーを脚本に起用したという。
当時19歳だったパトリシアは、恋人と一緒にいたところを左翼の過激派組織に拉致されたが、その2カ月後、同じ組織が起こした銀行強盗事件の犯人のひとりとして防犯カメラに映っているところが発覚。またパトリシア自身も、組織のメンバーとなったという声明を出して世間を騒がせた。
その後パトリシアは逮捕されるが、犯人たちに洗脳されたとして無罪を主張。しかし有罪となり35年の実刑判決が下され、22カ月にわたって服役したが、莫大な保釈金を払って釈放された。この事件は、ストックホルム症候群の一例としても知られている。
パトリシアは出所後、警察官と結婚してソーシャライトとして活動しており、また「シリアル・ママ」ほかのジョン・ウォーターズ監督作品に端役で出演している。
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