「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」続編からサム・テイラー=ジョンソン監督が正式降板
2015年3月31日 19:00

[映画.com ニュース] 大ヒットR指定映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」の続編から、サム・テイラー=ジョンソン監督が降板することを正式に表明した。
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」はE・L・ジェームズ著のベストセラー官能小説を、テイラー=ジョンソン監督がダコタ・ジョンソン&ジェイミー・ドーナン主演で映画化。今年2月に公開されて世界興行収入5億5800万ドルを記録し、米ユニバーサル・ピクチャーズは続編2冊「フィフティ・シェイズ・ダーカー」「フィフティ・シェイズ・フリード」の映画化準備を進めている。
原作者ジェームズは映画版のプロデューサーに名を連ねており、第1作の製作当時からクリエイティブ面の決定権を握るジェームズと、テイラー=ジョンソン監督との対立が明らかになっていた。米Deadlineによれば、続編から離脱の噂がささやかれていたテイラー=ジョンソン監督は、このほど声明を発表。「『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を監督することは、濃密な素晴らしい旅でした。とても有り難く思っていますし、ユニバーサルにも感謝しています。私はキャストやプロデューサー、撮影スタッフ、そして何よりもダコタ、ジェイミーと親密で末永い関係を築くことができました。続編に監督として復帰することはありませんが、2本目、3本目のエキサイティングな挑戦を誰が引き受けようと、成功を祈るばかりです」と語った。
なお、ジョンソンとドーナンの主演2人は、3部作への出演契約を交わしている。
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