マキタスポーツ連ドラ初主演作にSABU、木村好克ら気鋭4人がメガホン!
2015年3月11日 21:45
[映画.com ニュース] 俳優のマキタスポーツが連続ドラマ初主演を務める「PANIC IN」で、鈴木太一、木村好克、SABU、永野宗典という気鋭の監督4人がメガホンをとることがわかった。BSスカパー!オリジナル連続ドラマ第2弾となる本作で、それぞれの持ち味を生かし極限状態の“パニック”を描く。
同局はリニューアルを機に、北村一輝&濱田岳をダブル主演に迎えた、同局初の本格オリジナル連続ドラマ「破門(疫病神シリーズ)」を今年1月~3月に放送。第2弾となる「PANIC IN」は、「サムライフ」のメガホンをとった森谷雄がプロデュースを務める。様々なパニックアクション映画へのオマージュを盛り込んだ1話完結のパニックドラマで、地上波のドラマではあまり使用されない大スケールのCG技術を駆使し、物語に緊迫感、迫力、彩りを添えるという。
全10話で構成され、「くそガキの告白」で劇場映画デビューし、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で史上初の4冠を受賞した鈴木監督が、第1、4、9、10話の監督・脚本を担当。第2、6話は「KG カラテガール」の木村監督×脚本家ますもとたくや(「コドモ警視」「ONE PIECE」)がタッグを組み、映画最新作「天の茶助」が6月27日に公開されるSABU監督が第3、8話、「ヨーロッパ企画」のメンバーとして知られる永野監督が第5、7話で監督と脚本を兼ねている。
マキタが演じる主人公は、さえない独身中年男の車田寅雄(43歳)。毎回職を転々とするが、そのたびに職場や通勤途中で、バスジャックや未確認生物、テロリストに遭遇し、極限にヤバい事態に巻き込まれるという設定だ。しかし、どんな非常事態でも、極限に可愛いマドンナが登場し、寅雄はマドンナにモテたい一心で極限状態を打開すべく奮闘する。
マドンナ役として、藤井美菜、武田梨奈、逢沢りな、河井青葉、藤澤恵麻、入山法子、橘美緒、瀬戸さおり、霧島れいかが出演。連ドラ初主演のマキタは、「見どころはヒーローになりきれない、情けない、独りよがりな寅雄、自分自身と重なるところもあるかと。あとは、数多くの映画作品をオマージュしているという視点での映画愛あふれるドラマとしてお楽しみいただけます」と作品をアピールする。
約30分のドラマ本編に加え、各監督とゲストによる撮影裏話や、オマージュした関連作品を紹介する約15分のパートで構成される。また、主題歌は、マキタスポーツ扮するダークネスが率いるビジュアル系ロックバンド「Fly or Die」が担当。楽曲は「絶賛制作中」で、3月下旬に決定するという。
連続ドラマ「PANIC IN」は、BSスカパー!で4月10日から金曜午後9時~放送。終了後に、スカパー!オンデマンドで見逃し配信を行う。第1話「高速バス大爆破」(再放送を含む)は無料放送、第2話以降は、スカパー!のいずれかのチャンネルまたはパック・セット等の契約者が無料で視聴できる。